Center:事典構成に不均衡なスペース論
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いきなりフリースペース・ワークスペースの内容、価値判断が、執筆者の体験に基づいて生きいきと描かれています。<br> | いきなりフリースペース・ワークスペースの内容、価値判断が、執筆者の体験に基づいて生きいきと描かれています。<br> | ||
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参考になる出典を一つ挙げておきます。<br> | 参考になる出典を一つ挙げておきます。<br> | ||
− | + | 『対人関係支援百人の実例と支援対象の現状』 | |
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2019年1月1日 (火) 19:39時点における最新版
事典構成に不均衡なスペース論
今回は、内容に入る前の構成について意見を書くことになりました。
該当部分は「不登校情報センターの特徴」なのです。
ところがウィキペディアに書かれているのはそのうちのフリースペースについてだけです。
構成のアンバランスを指摘しました。
ほぼ全文がM=に示される私の意見です。
〔3〕不登校情報センターの特徴
M=ここは、不登校情報センターの活動範囲のうち、(2-3)にあたる当事者のフリースペース・ワークスペース部分を書いています。
同じ項目の記述が項目名を変えてまた出ているのです。
事典構成のバランスを欠いている例です。
もし「不登校情報センターの特徴」として、項目を挙げるとすれば、
(1)情報提供活動をしている点があります。
これは支援団体として異色の特徴です。
(2)直接の支援活動をそれに加えるべきものと思います。
しかし支援活動としてフリースペース・ワークスペースに特徴を限定するのも特徴を適切に表わしているとは思えません。
(3)訪問サポート活動を長期わたり続けている支援団体として貴重です。
(4)親の会は2001年6月以来100回以上続いています。これも欠かせない特徴でしょう。
執筆者T=は自分の体験した範囲のフリースペース・ワークスペースが全部だと思えるのでしょう。
事典としては不十分です。
M=〔3〕の「不登校情報センターの特徴」は、上の全体状況の説明がないまま大きく2つの項目になります。
「〔3-1〕通所者にとってメリット的なもの」と「〔3-2〕通所者にとってデメリット的なもの」です。
いきなりフリースペース・ワークスペースの内容、価値判断が、執筆者の体験に基づいて生きいきと描かれています。
それだけに参考にしたいのですが記述には個人的要素もあり、一方的で別の人には適用しがたい面が多く生まれます。
参考になる出典を一つ挙げておきます。
『対人関係支援百人の実例と支援対象の現状』
「Center:2008年5月ー対人関係支援百人の実例と支援対象の現状」に掲載。