Center:1991年10月ー『全国仕事の学校ガイド』編集にあたって

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1991・10『全国・仕事の学校ガイド』編集にあたって

〔『全国・仕事の学校ガイド』高校出版、1991年10月発行のまえがき、1991年10月ころ執筆〕
本書は、主に高校生、中学生および高校中途退学者を対象に、将来つく仕事に役立つ資格、技術、技能を身につける学校を紹介するものです。
全国各地にさまざまの形の学校がありますが、そのなかでも大きな部分をしめるのが職業訓練校と専修学校で、合計約5000校に達します。
それだけ多数の仕事の学校にどんな学科があるのか、それを明らかにしようとしたのが、類書と比較してこの本の特色となる点です。
そのほかにも就職指導の有無や大学入学資格の得られる専修学校高等課程など、高校や中学の進路選択、進路指導の場でも役立つ情報も盛り込んでいます。
学歴志向に変わり、仕事の技能への意欲をもつ若者がもっともっと多くいてほしい。
学歴で評価せずそういう若者こそもっと評価される社会であってほしい。
そんな願いもこの編集の意図に込めています。
なお就職研究会では、本書に先行して『〔改訂版〕これからの仕事ガイド』を刊行しています。 580の項目で1840の職種・職名を解説したものです。
その職種はどんな仕事をするのか（仕事内容）、どうすればその仕事につけるのか、関連する資格や給与水準などの労働条件をコンパクトにまとめた事典で、いわば本書の姉妹編です。
合わせてご利用いただければさいわいです。

⇒「カテゴリ：職業訓練校（説明）」[1]は、本書の第1部の「まえがき」です。
⇒「専修学校（説明）」[2]は、本書の第2部の「まえがき」です。