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「自傷他害」の事件になる前に対応が必要です(市長への手紙)

提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
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私が意見の代弁者として、市の福祉部局の方の意向も取り入れて、警察や消防や精神保健福祉センターの方と話せる関係になれば、何かが開けるかもしれません。<br>
 
私が意見の代弁者として、市の福祉部局の方の意向も取り入れて、警察や消防や精神保健福祉センターの方と話せる関係になれば、何かが開けるかもしれません。<br>
 
精神障害の枠ではなく、福祉行政の対応とすれば「当事者の関与なくして解決策はない」わけですから、そこから探し出す道です。<br>
 
精神障害の枠ではなく、福祉行政の対応とすれば「当事者の関与なくして解決策はない」わけですから、そこから探し出す道です。<br>
完璧な対処は自信がありませんが、本人と父親の状態に沿った、それなりに納得し、落ち着いていける方法を見つけたいと考えています。ご検討ください。 <br>
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完璧な対処は自信がありませんが、本人と父親の状態に沿った、それなりに納得し、落ち着いていける方法を見つけたいと考えています。ご検討ください。 <br>
[[Category:不登校・ひきこもり相談の実例|20170401]]
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[[Category:不登校・引きこもり質問コーナー|20160401]]

2017年7月10日 (月) 18:49時点における最新版

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「自傷他害」の事件になる前に対応が必要です(市長への手紙)

近県のある市長あてに手紙を送りました。
訪問でかかわる30代のひきこもりで追い込まれている人の状態を改善するための訴えです。
「自傷他害」に至る事件を防ぐことが必要ですが、公共機関、公共の医療施設からも拒まれています。
それらの現場の上位にある行政の首長に対処を訴えました。
根本的な長期的な対処方法の前に、当面の危険性を避ける対策が必要と考えて書いた手紙です。
どうなるのかはこれからです。〔要旨掲載〕

昨年の初めから、貴市内に住む30代の青年から「ひきこもり」として相談を受けております。
最初は県の引きこもりセンターから紹介され、自分で連絡をとってきました。
この1年余りの間に訪問は10回近く、電話相談は20回程度になります。
市の福祉関係(生活保護等の受給条件を尋ねる)、近くの不動産を通して一人住まいのときのアパートを探すなどの同行もしました。
本人は以前に市の障がい者支援課に関わったこともありますが、そこの対応が受け入れられず、中断⇒回避になっています。
昨年4月の施行になった生活困窮者自立支援法による対応を求めて関係部局に連絡したところ障がい者支援課の人が一緒に来て、しかも生活困窮者自立支援法による特段の対応もなくそのままになっています。
この状況では心配なことがあります。
「自傷他害」的な行動の可能性です。実は本人もそれを感じています。
気がついたら室内で火をつけていて、あわてて消そうとして焦った。
何とか消したからよかったが、消せなかったら近所にも迷惑になっただろう、ということもありました。
何か意図的にしようとするつもりはないのに、精神的に追いつめられると自分でもわからなくなるのです。
もはや相談のレベルではない、いつ何が起こってもおかしくはない状態にあると判断できます。
父親との関係などが煮詰まった状態で、他にやりようがないときが繰り返されているからです。
どう対応するかを考えたとき、「措置入院」が浮かびます。
これを話したところ、彼も自分から入院を考えたことがあるようで、それを求めるサインを出したことがあります。
サインの言動はいろいろあるようですが具体的に話してくれた方法は次のようなものです。
(1)警察に覚せい剤を使用している、とニセ電話をしました。
警察に連れて行かれ尿検査をしましたが、異常はなく自宅に帰されました。
(2)公民館で何かの催しをしている場に入り暴言を吐き、1人立てこもりました。
110番通報され、警察に連れていかれましたが、厳重に説教され自宅に帰されました。
(3)自宅で火をつけボヤ程度のこともあったはずです。これがいちばん危険かもしれません。
どの時のことかはわかりませんが、警察と消防(救急車)が一緒に「入院」の必要を感じる事態が起きて、県の精神保健福祉センターに連れて行かれたことがあります。
しかし入院を拒否されたそうです。本人は入院が必要で入院したいときでも入院できないと訴えています。
この話を父親に話すと、「どの病院も(現在受診している病院も)入院させてくれない」と話しました。
「県内では名前が医療機関に知らされている」と父親もいっています。

これらのことを考えると、これまでのやり方では「措置入院」もできない(してもらえない)状態にあります。
障がい者支援課をはじめ公的な機関は、対応できず、「連絡が来なければ、事態もない」とするのです。
事態を隠すことで「事態がない」とする方法です。
このようなやり方をされると、事態の所在をはっきりさせるために、爆発するしかなくなります。
そのときの責任を回避するために公共機関は対応しているのではありませんか。
爆発し、本当の暴力事件になったら彼(と家族)にすべてを背負わせるつもりなのでしょうか。
それでは行政の無策を隠してやり過ごそうとすることになりませんか。
本人の感想では、「警察も消防もやれるだけのことはやった。自分たちの手の届かないことはできなくてもしかたがない。それを感じたから当てにならない」となるのです。
私が市長あてにこの手紙を書くのは、現場では手の届かない問題が発生していると思えるからです。
現場を超えたところの対処がほしいと思います。

本人は私を信頼して聞けばいろいろ詳しく話してくれます。
私が意見の代弁者として、市の福祉部局の方の意向も取り入れて、警察や消防や精神保健福祉センターの方と話せる関係になれば、何かが開けるかもしれません。
精神障害の枠ではなく、福祉行政の対応とすれば「当事者の関与なくして解決策はない」わけですから、そこから探し出す道です。
完璧な対処は自信がありませんが、本人と父親の状態に沿った、それなりに納得し、落ち着いていける方法を見つけたいと考えています。ご検討ください。

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