はっきりしないが何か意味ありげなところ
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『人体の不思議』(吉岡郁夫、講談社現代新書,1986年)を読み返しました。 <br> | 『人体の不思議』(吉岡郁夫、講談社現代新書,1986年)を読み返しました。 <br> | ||
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2017年12月23日 (土) 21:15時点における最新版
はっきりしないが何か意味ありげなところ
〔2013・9・25〕
『人体の不思議』(吉岡郁夫、講談社現代新書,1986年)を読み返しました。
内臓に関するいろいろな説明をみました。これまでの医学、解剖学、生理学の範囲でのものです。引用のノートです。
「少し変った鼻出血として、代償性出血がある。完全に月経がないかわりに、子宮以外の部位から、規則的に出血が現われるというものである。
出血する場所は鼻粘膜が多く、月経と同じように、規則的な間隔をおいて現われ、妊娠すると、鼻出血もとまる。
月経は子宮からのが正常であるから、代償性出血には、多少とも卵巣の機能に異常のあることが多い。
それは別として、女性性器と鼻粘膜との間には、密接な関係があるといわれている。
女性の約半数は月経時に、鼻粘膜がうっ血して腫れ、そのうち、約1割の女性が月経期間中に鼻出血があった、という統計がある」(110-111ページ)。
「卵管は子宮の両端にある約10センチの管である。卵管の外側端近くに、卵巣があり、卵管は卵巣から出た卵子を、支給に送る役目をしているが、卵管と卵巣とは続いていない。
…女性の腹腔は、卵管、子宮、膣と通じて、外界と交通している。」(132-133ページ)。
内臓の臓器に働きの列挙。肝臓、腎臓、膵臓、
副腎(副腎皮質):「根本的に異なる病気であるにもかかわらず、発熱、全身倦怠、食欲不振、胃腸障害等、多くの病気に、共通の症状が現われるのはなぜだろうか。
彼(ハンス・セリエ)がストレス説を唱えるに至った経過…、その発端はこのような点に疑問を抱いたところから出発した」(147ページ)。
「ストレスに対する生体反応で、中心的な役割を演じているのは、下垂体副腎系である。副腎は中心部の髄質と、そのまわりを外からおおている皮質からなる。
ストレスに反応するのは、主に皮質の方である。正常な動物にストレスを加えると、下垂体から、副腎皮質刺激ホルモンが分泌され、それが副腎に作用して、副腎皮質ホルモン(コルチコイド)の分泌をうながす。
コルチコイドには、ストレスに対する抵抗力を強める働きがある」(148ページ)。
横隔膜:「横隔膜は凸面を上に向け,幕状に広がって、胸腔と腹腔とをへだてている。
…この筋が収縮すると、その湾曲が少なくなって、水平面に近くなり、凸面の頂点が下に下がる。胸腔は陰圧であるから、胸腔の容積が大きくなると、肺は受動的にふくらんで、空気が入る」(174-176ページ)。