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親の会の始まりと役割

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(親の会の始まりと役割)
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2001年5月に講演会と訪問サポートの発表会をしました。<br>
 
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多数の親と当事者(引きこもりの経験者)が集まりました。<br>
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その当事者は当事者たちでてんでに集まりました。<br>
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会の終了後、その当事者は当事者たちでてんでに集まりました。<br>
 
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これは私のところだけではなく、他のいくつかの引きこもり親の会においても同様のことが生まれています。<br>
 
これは私のところだけではなく、他のいくつかの引きこもり親の会においても同様のことが生まれています。<br>
 
ただし小グループ内で同じ親子が顔を合わせて話し合うということはありません。<br>
 
ただし小グループ内で同じ親子が顔を合わせて話し合うということはありません。<br>
講演会のようなとことで並んで話を聞くことはあっても、他の人も交えて親子が何かを話し合うことは基本的にはできないと思います。<br>
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講演会のようなところで並んで話を聞くことはあっても、他の人も交えて親子が何かを話し合うことは基本的にはできないと思います。<br>
 
④、親と子のあいだに会話がない家族がかなり多いことがわかりました。<br>
 
④、親と子のあいだに会話がない家族がかなり多いことがわかりました。<br>
 
特に父親と息子の間に会話がない、息子は父親の姿を見ると自分の部屋などに姿を消すというのは珍しくはないのです。<br>
 
特に父親と息子の間に会話がない、息子は父親の姿を見ると自分の部屋などに姿を消すというのは珍しくはないのです。<br>

2014年1月24日 (金) 10:17時点における版

親の会の始まりと役割

〔回答その4〕
親の会は不登校情報センターが設立した5年目ころにできました。
2001年5月に講演会と訪問サポートの発表会をしました。
多数の親と当事者(引きこもりの経験者)が集まりました。
当事者たちはそれまですでに通所してきていた人たちです。
会の終了後、その当事者は当事者たちでてんでに集まりました。
親たちの相談に個人対応するには多すぎました。
10人あまりの親を2つのグループ分け私ともう一人の相談員を囲んでの集団相談会になりました。
その集団相談会を終わるとき、参加した親たちからこういう会合を続けてほしいという要望が出ました。
それで月1回参加者に呼びかけて集まる機会をつくりました。
これが現在まで続く親の会の始まりです。

親の会にはいろいろな面があります。
①、親が子どもの様子を話すことにより、子どもを理解することです。
そこに参加して聞く他の親にとっても、私にとってもきわめて貴重な引きこもりの状態を理解する場です。
引きこもりの状態像はきわめて多様です。
この状態を学びあいながら、親は自分の子どもの引きこもり状態を相対化し理解を深めるのです。
②、親と子の間の日常の接触のしかた、勧めたいこと、やめたほうがいいことなどが経験として実例で話されます。
参加者が対応方法をお互いに学びあう場です。
③、引きこもり経験者が親の会に参加するようになります。
これは私のところだけではなく、他のいくつかの引きこもり親の会においても同様のことが生まれています。
ただし小グループ内で同じ親子が顔を合わせて話し合うということはありません。
講演会のようなところで並んで話を聞くことはあっても、他の人も交えて親子が何かを話し合うことは基本的にはできないと思います。
④、親と子のあいだに会話がない家族がかなり多いことがわかりました。
特に父親と息子の間に会話がない、息子は父親の姿を見ると自分の部屋などに姿を消すというのは珍しくはないのです。
家族の様子がここから見えてきます。
⑤、不登校情報センターにおいては現在、不登校の子どもの親の会と、引きこもりの子どもの親の会は分かれています。
10代中心の子どもと30代以上の子どもの親の会ではテーマが違うので自然なことです。
各地の親の会も同様のことが起きています。

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