レビュー
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2025年1月10日 (金) 14:02時点における版
目次 |
ケンセイの映画ウォッチ
⇒レビュー(作業用)
作品名 | |
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概要(監督・製作年・出演者・分類など) | |
レビュー |
レビュー
作品名 侍タイムスリッパー ()
時は幕末、合図藩士、高坂新左エ門は長州藩士を討てとの命令を受け、敵と相対峙するが落雷により140年後の京都の時代劇撮影所にタイムスリップしてしまう
。時代のあまりの違いに戸惑いながらも、現代の日本に何とかな打ち解ける様にしながら着いた仕事が、時代劇の切られ役、そこで高坂新左エ門が見たものは?
2600万円でつくったとは思えないくらいに脚本の出来と無名ながらも役者の演技が見事な作品、特に高坂新左エ門を演じた山口馬木也さんが素晴らしかった。
〔2025年1月9日〕
レビュー
作品名 猫探偵のテレビ番組 ()
猫探偵のテレビ番組を見て思う
行方不明の飼い猫を探し出す猫探偵のテレビ番組を見ました。実話に基づくものです。
20年間に3000匹を発見し、発見率70%というすごさです。50代に入った人なので30歳ごろから始めた仕事のようです。
そのなかで「猫の気持ちになって」猫の行動を予測するというのに関心が向きました。
子ども時代から猫の行動に関心を持ち、行動を追いかけてきたという年季が入った人ならではのことです。
行動予測の難しい猫の行動もかなり予測できるみたいです。
さて私は『ひきこもり国語辞典』作成の途上にいます。
一通り原稿はでき、見出し語で約600語になります。
担当編集者の指摘は鋭く、また的確でもあります。
これに応え記述を向上させるために指摘に応じた書き直し、追加や削除を続けています。
見出し語の説明をするわけですが、「ひきこもりの気持ちになって」行動や振る舞いや、ときには気持ち自体を表現します。
「猫の気持ち」に近づける人がいるならば、同じ人間である「ひきこもりの気持ち」になれないはずはなかろう、と取り組むのです。
しかし、人間は知が働くだけに、どの動物よりもはるかに多様になるのは確かでしょう。
1人のひきこもりのエピソードを基に、その理由を推測します。
心理学などの膨大な蓄積はありますが、何しろ私はそういうのを体系的に学んだ経歴を持ちません。
関わった多くの人たちの言動を思い返します。
同じ人間としての推測によって、ある見出し語の記述をより的確なものにするという作業です。
2013年『ひきこもり国語辞典』は手作りの自作本273語を収め生まれました。
今新たにつくるのは約600語で、その記述の質ははるかに考え抜かれたものにならざるを得ません。
質量ともに別物の辞書です。
「猫の気持ち」に近づける人がいるならば、「ひきこもりの気持ち」に近づける人はいる、ひきこもりの理解に役立つ辞書はできそうだと思うわけです。
〔2020年4月8日〕
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