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Job:キュレータ・学芸員・プラネタリウム解説員

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その観客に合わせ、天文や星座にまつわるメルヘンを話したり、専門的な天体や星雲の解説をしたり、臨機応変に話し、内容を選んでいきます。<br>
 
その観客に合わせ、天文や星座にまつわるメルヘンを話したり、専門的な天体や星雲の解説をしたり、臨機応変に話し、内容を選んでいきます。<br>
 
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2024年11月19日 (火) 00:14時点における最新版

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キュレータ・学芸員

〔2003年原本〕
キュレータは学物館員(職員)です。
博物館の仕事はさまざまで、専門的な仕事のディレクター役や学芸員という国家資格者です。
しかし学芸員の数は少なく(博物館には必ず1名以上必要ですが兼任者、非常勤も多い)、実際の仕事は一般職員が担っています。
その仕事の専門性をキュレータという職名に表しているのです。
資料収集は、何でも、受け入れるということはなく、博物館づくりの方針に基づくことが大事です。
博物館には、総合博物館のほかに動物園、植物園、美術館、科学館、歴史館あるいは、正式には博物館ではなくても民族資料館などがあり、
そこにはキュレータ的な仕事をしている人がいます。

基本的な仕事内容は、資料、(実物、標本、フィルム…)を集め、鑑査し、解説書や目録をつくり、資料を保管・展示すること、
あるいは補修し、模型をつくることです。
古代遺跡から発掘された衣類や生活道具を、同じ材料をさがし、同じ製作道具を準備して、自分で復元する人もいます。

特別展示というイベントがあり、その準備、設営、広告、開催などを一手にひき受けます。
模型づくりや造形作業、資料の借り出し、(その交渉や保険業務)など、
企画、制作、展示、渉外、宣伝、教育、接客サービスなどオールマイティです。
カタログ作りだけで一冊の単行本をつくるだけの仕事になることもあります。
美術館なら美術品の“何でも屋”的な仕事になります。
これらの活動をとおして、子どもや一般観客の社会教育やレジャーの機会をつくりまた、
美術館なら新人アーティストを育成する機会をつくり出します。

キュレータになるには、大学などで専門学科(生物学、歴史学、考古学、美術史など)と博物館学科を修め、
博物館に就業することです。
公立博物館のばあいは公務員としての採用になります。
教員経験者が採用されることもあります。

学芸員の受験資格は、大学卒業者で、博物館学の履修者など。
学芸員補は高校卒業者なら博物館で2年以上勤務している人などに受験資格があります。

博物館は土・日曜日や祝日に展示会が開かれ、ウィークデーは休日に当てられる変則勤務です。
公務員のばあいは勤務条件を除けば、一般の公務員と労働条件に変わりはなく、私立博物館も大差ではありません。
イベントに力を発揮できる人が望まれるようです。
〔給〕は〔並〕から〔やや高〕。
〔参考〕文部科学省生涯学習政策局社会教育課
〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2
TEL03-5253-4111


プラネタリウム解説員

〔2003年原本〕
プラネタリウム(人工星座観測施設)で、観客に天体と星の解説をする人で、キュレータの1つの形になります。
「星空を散歩する」ガイド役です。

観客は、子どもだったり、修学旅行生だったり、一般団体旅行客だったり……
その観客に合わせ、天文や星座にまつわるメルヘンを話したり、専門的な天体や星雲の解説をしたり、臨機応変に話し、内容を選んでいきます。

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