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| ==ソーシャルワーカーの配置== | | ==ソーシャルワーカーの配置== |
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| <tr> | | <tr> |
| <th>所在地</th> | | <th>所在地</th> |
− | <td> | + | <td>〒061-3292 北海道石狩市花川北6条1丁目30番地2<br> |
| 教育委員会・生涯学習部 教育支援センター | | 教育委員会・生涯学習部 教育支援センター |
− | | + | </td> |
− | 〒061-3292北海道石狩市花川北6条1丁目30番地2</td>
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| </table> | | </table> |
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− | '''<まなび場>ソーシャルワーカー配置進む 管内6市教委に20人 学校、家庭と調整 貧困対策 福祉と橋渡し'''<br>
| + | [[Category:子どもの貧困|そーしゃるわーかーのはいち]] |
− | 石狩管内の教育現場で「スクールソーシャルワーカー(SSW)」の配置が進んでいる。<br>
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− | 家庭環境が背景にある不登校などの子どもの問題解決のため、福祉の専門家として家庭と学校、関係機関をつなぐ調整役を担う。<br>
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− | 管内では6市教委が計20人を配置。<br>
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− | 最多の11人を配置する札幌では、子どもの貧困対策のキーマンとしても期待されている。<br>
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− | ただ、非常勤のため勤務時間が限られているなど課題があり、拡充を求める声が上がっている。<br>
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− | 「不登校になった子どもの親と連絡が取れない」。<br>
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− | 2010年から札幌市教委のSSWを務める高野和美さん(45)は学校から派遣を要請されたことがある。<br>
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− | 母子家庭で子どもに障害があり、母親はうつ病を患っていた。<br>
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− | 家庭訪問で話を聞くと、母親は学校に行きたがらない子どもの対応に行き詰まった様子だった。<br>
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− | 担任からの連絡を「責められている」と感じ、自宅の電話回線を外していた。<br>
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− | 高野さんは何より母親の休息が必要と判断。<br>
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− | 障害のある子を放課後に預かる「放課後等デイサービス」の利用を持ちかけた。<br>
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− | 家庭の事情が複雑だったこともあり、すぐに登校には結びつかなかったが、デイサービスの利用で母親に気持ちの余裕が生まれ、学校との関係が改善した。<br>
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− | 行事などに母親同伴で参加できるようになった。<br>
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− | 生活保護の受給申請を手伝ったり、生活困窮者の自立支援を後押しする「市就労支援センター」に付き添ったりすることも。<br>
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− | 高野さんは「関わるケースの多くは周囲に相談できず孤立しがち。家庭に寄り添い、必要な福祉につなげるのがSSWの役割」と強調する。<br>
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− | 札幌では08年度にSSWを導入。<br>
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− | 現在は11人が配置され、いずれも社会福祉士か精神保健福祉士の資格を持つ福祉の専門家だ。<br>
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− | 対応件数は14年度の117件から16年度は266件と増え、本年度も昨年度を上回るペースという。<br>
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− | ただ、SSWは非常勤で、1人当たりの勤務時間は年間180時間。<br>
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− | 週2回、3時間程度しか働けない計算だ。すぐに解決することは少なく、支援が数年に及ぶこともある。<br>
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− | 市が策定を進める「子どもの貧困対策計画」について話し合った8月末の有識者会議では「札幌のSSWの配置は他都市と比べて少ない。重点的に配置を進めていくべきだ」との意見が挙がった。<br>
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− | 他都市では常勤のSSWを配置する動きもある。<br>
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− | 名古屋市では14年度、心のケアを担うスクールカウンセラーや、SSWで構成する「子ども応援委員会」を市内11の中学校に設置。<br>
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− | 18人のSSWが学校に常駐している。<br>
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− | 日常的に子どもにふれることで早期発見につながりやすく、教員とも情報交換をしやすいなどの利点が期待される。<br>
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− | 管内の他の市も札幌と同様に非常勤雇用だが、活用には差がある。<br>
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− | 例えば石狩市は週29時間の勤務で、依頼に応じた派遣に加え、定期的に各学校を巡回して教員と気になる子どもについて情報交換などを行っている。<br>
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− | 〔◆平成29(2017)年10月11日 北海道新聞 朝刊地方〕 <br>
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− | [[Category:子どもの貧困のニュース|そーしゃるわーかーのはいち]] | + | |
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