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オリィ研究所

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'''[開発者に聞く]寝たきりの先のキャリア「かかわりたい」という気持ち'''<br>
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自身も不登校や引きこもりの過去を持ち、周囲との関わりの無い世界の狭さを味わってきた開発者の吉藤氏。<br>
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容姿にもコンプレックスを持ち、孤独感から折り紙をすることが唯一の楽しみであったという。<br>
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“オリィ”という名前もこのことが由来だとか。<br>
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そんな体験から「人間はなぜ体がひとつしかないのか」「テクノロジーで解決できることはないのか」と問い続けた。<br>
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「かかわりたい」を叶えるもうひとつの自分、これが今の分身ロボットの原点となる。<br>
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自分に合ったコミュニケーションを選べれば、働き続ける、社会と関わり続けることが可能になると考えた吉藤氏。<br>
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平成24年に立ち上げた会社では、頸椎損傷で20年以上寝たきりであった秘書が、分身ロボットで働いた。<br>
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親友でもある彼は、悲しくも世を去ってしまったが、それは「寝たきりの先のキャリア」の実現でもあった。<br>
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「動かすのは、あくまで人間。関わっているのは人間そのもの」。ここに大きな意味があると続けた。<br>
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「かかわりたい」という気持ちを叶えるエピソードは、思ったより多様で温かく、そして新しい。<br>
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'''株式会社オリィ研究所'''<br>
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代表取締役所長CVO 吉藤オリィ氏<br>
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分身ロボットOriHimeの生みの親。<br>
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たとえ寝たきりでも働ける常設実験カフェ「DAWN ver.β」などで、共生社会の実現を目指す取り組みをしている<br>
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〔広報千代田 令和6年(2024年)9月5日号〕<br>
  
 
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2024年9月25日 (水) 21:54時点における最新版

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株式会社 オリィ研究所

種類・内容 オリヒメの製作所
所在地 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3丁目8−3
日本橋ライフサイエンスビルディング 3 1F
連絡先

[開発者に聞く]寝たきりの先のキャリア「かかわりたい」という気持ち
自身も不登校や引きこもりの過去を持ち、周囲との関わりの無い世界の狭さを味わってきた開発者の吉藤氏。
容姿にもコンプレックスを持ち、孤独感から折り紙をすることが唯一の楽しみであったという。
“オリィ”という名前もこのことが由来だとか。
そんな体験から「人間はなぜ体がひとつしかないのか」「テクノロジーで解決できることはないのか」と問い続けた。
「かかわりたい」を叶えるもうひとつの自分、これが今の分身ロボットの原点となる。
自分に合ったコミュニケーションを選べれば、働き続ける、社会と関わり続けることが可能になると考えた吉藤氏。
平成24年に立ち上げた会社では、頸椎損傷で20年以上寝たきりであった秘書が、分身ロボットで働いた。
親友でもある彼は、悲しくも世を去ってしまったが、それは「寝たきりの先のキャリア」の実現でもあった。
「動かすのは、あくまで人間。関わっているのは人間そのもの」。ここに大きな意味があると続けた。
人とロボットのパイプを築いてきたからこその言葉だ。
分身ロボットと“だるまさんがころんだ”をする子どもたちの話もしてくれた。
とても楽しそうですばらしい光景だったと振り返りながら笑った。
そのとき操作していたのは、50歳になるパイロット。
「普通じゃ、なかなか遊んでもらえないですからね」と笑っていたという。
分身ロボットは、世代や境遇に関係なく関われるのも大きな利点。
「かかわりたい」という気持ちを叶えるエピソードは、思ったより多様で温かく、そして新しい。
株式会社オリィ研究所
代表取締役所長CVO 吉藤オリィ氏
分身ロボットOriHimeの生みの親。
たとえ寝たきりでも働ける常設実験カフェ「DAWN ver.β」などで、共生社会の実現を目指す取り組みをしている
〔広報千代田 令和6年(2024年)9月5日号〕

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