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| ==豊島子どもWAKUWAKUネットワーク== | | ==豊島子どもWAKUWAKUネットワーク== |
− | <table class="wikitable"> | + | <table class="wikitable shousai-table"> |
| <tr> | | <tr> |
− | <td width="170"><b>所在地</b></td> | + | <th>種類・内容</th> |
− | <td width="400">東京都豊島区</td> | + | <td>子ども食堂</td> |
| </tr> | | </tr> |
| <tr> | | <tr> |
− | <td width="170"><b>TEL</b></td> | + | <th>所在地</th> |
− | <td width="400">090-3519-3745</td> | + | <td>〒170-0011 東京都豊島区池袋本町1丁目28−1-102号</td> |
| </tr> | | </tr> |
| <tr> | | <tr> |
− | <td width="170"><b>FAX</b></td> | + | <th>理事長</th> |
− | <td width="400"></td> | + | <td>栗林知絵子</td> |
| + | </tr> |
| + | <tr> |
| + | <th>連絡先</th> |
| + | <td>TEL 050-5526-1229<br>090(3519)3745</td> |
| </tr> | | </tr> |
| </table> | | </table> |
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− | '''こども食堂の輪 全国へ'''<br>
| + | [[Category:子ども食堂・東京都|としまこどもWAKUWAKUねっとわーく]] |
− | 「広がれ、こども食堂の輪!全国ツアー」のキックオフイベントが28日、東京都内で開催されました。<br>
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− | 主催は、同実行委員会です。約150人が参加しました。<br>
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− | 全国ツアーは、こども食堂の活動を自治会や婦人会、行政関係者に理解してもらい、「一部の人たちの取り組み」から「地域住民の誰もが理解し関わっていける取り組み」へと広げることが目的です。<br>
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− | 実行委員代表の栗林知絵子さん(特定非営利活動法人[[豊島子どもWAKUWAKUネットワーク]]理事長)は、こども食堂はただ食事を提供するだけの場所ではなく、その地域の子どもたちが安心して生活し、豊かに成長できる「居場所」でもあると強調しました。<br>
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− | 全国各地の取り組みも交流しました。<br>
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− | 「信州こども食堂ネットワーク」の青木正照さんは、こども食堂が子どもだけではなく、多世代の人々も交流できる「居場所」になっていると話しました。<br>
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− | 「特定非営利活動法人[[ちばこどもおうえんだん]]」の湯浅美和子さんは、「条件は一切付けず、誰でも気軽に来ることができる場所にしたい。そうすれば苦しんでいる子どもたちにも届くかもしれない」と述べました。<br>
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− | 〔◆[[しんぶん赤旗]] 2016年9月30日〕<br>
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− | ページ名:[[豊島子どもWAKUWAKUネットワーク]]、東京都豊島区、パンくず上(子ども食堂・フードバンク)<br>
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− | '''子どもに明日を=「食堂」開設の参考書 東京のNPO法人出版'''
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− | 子ども食堂の立ち上げの準備や運営のこつをまとめた本「子ども食堂をつくろう 人がつながる地域の居場所づくり」が出版された。東京で子ども食堂を運営するNPO法人「豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」が製作。体験談を交えながら、運営の課題や解決例を記した参考書のような一冊となっている。
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− | 全5章で、第1章は同ネットワークが子ども食堂を開設した経緯を説明。コンビニの食事を1人で食べていた母子家庭の中学生を地域ぐるみでサポートしたことをきっかけに、孤食の子どもや赤ちゃんを抱えたシングルマザーたちに月2回食事を提供していると紹介している。第2章は「子ども食堂のつくり方講座」と銘打ち、Q&A形式でアドバイス。運営者と専門家による座談会や、東日本にある33の子ども食堂の場所や連絡先も掲載している。栗林知絵子理事長(49)は「住民一人一人ができることを持ち寄って、子ども食堂が成り立っていると分かるはず。本を参考にして、各地に取り組みが広がればうれしい」と話す。問い合わせは同ネットワーク=090(3519)3745。
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− | 〔◆平成28(2016)年8月30日 西日本新聞 夕刊〕<br>
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− | '''僕が立派になることが恩返し 「いま子どもたちは」登場、福祉事務所に借金の男性'''<br>
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− | 進学や生活のために稼いだアルバイト収入約95万円を福祉事務所に納めることになった――。<br>
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− | 昨年11月、「いま子どもたちは」にそんな当時19歳の男性が登場した。<br>
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− | 掲載後、「支援したい」との問い合わせが相次いだ。今年20歳になった男性は新たな仕事に就き、いま沖縄で暮らす。 <br>
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− | 寄せられた支援で全額を支払うことができたという。
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− | 問い合わせの電話や手紙、メールは十数人から朝日新聞社に届いた。<br>
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− | 男性を支援してきたNPO法人「豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」(東京都豊島区)の栗林知絵子理事長(49)が、支援を申し出た人と男性をつないだ。<br>
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− | 男性は5人から計78万円を受け取った。自分で稼いだ金額と合わせ、1月までに全額を福祉事務所に支払うことができたという。<br>
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− | 男性が最初に「いま子どもたちは」に登場したのは高校2年の2013年8月。<br>
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− | 母と2人暮らしで生活保護を受けていたが、アルバイトが福祉事務所に発覚し、稼いだ全額を納めるよう迫られていた。<br>
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− | 昨年11月の記事は、男性のその後を追った内容だった。千葉市の女性(62)は男性に直接会って50万円を渡した。<br>
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− | 「3年前に記事を読んでから、ずっと気になっていた。大学進学を目指して働いていたのに、どうしてそのお金を国に返さなければいけないのか。制度の不備だと思った」と話す。<br>
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− | 夫と相談のうえ、支援を決めたという。<br>
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− | 神奈川県のシングルマザーの女性(41)は「職場は普段ボーナスがないのですが、特別に4万円の支給があったので」と2万円を支援した。<br>
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− | 「私は周囲に支えてくれる人がいた。男性は偶然恵まれない家庭に生まれ、働いたお金も借金になってしまった。やり切れない気持ちになった」。<br>
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− | 高校生の一人息子がおり、人ごとと思えなかった。<br>
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− | 「これからも前向きに、精いっぱい生きて欲しい」<br>
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− | 横浜市の50代のパート女性は「大学生と高校生の息子3人の児童手当が通帳に20万円残っているので支援したい」と手紙を寄せた。<br>
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− | 男性からは「借金を無事返済できました」とお礼の手紙が届いた。<br>
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− | 女性は「苦労や困難があっても、どうかくじけず生きていって」とエールを送る。<br>
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− | 大阪府の女性(57)は小学生の2人の息子を抱えて離婚。仕事を掛け持ちしながら育てた。<br>
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− | 「すぐに使う予定のない100万円を無利子、返済期限なしで使っていただければ」とメールを寄せた。<br>
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− | 男性にお金を貸すには至らなかったが、「救われたと聞きほっとした。今後は周囲の助けも借りながら自分を大切に生きて欲しい」と話した。<br>
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− | 「豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」の栗林理事長は<br>
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− | 「家庭環境に恵まれなかった男性にとって、自分のことを真剣に考えてくれる大人がいたことは、今後、困難を乗り越えていく支えになるはず」と話す。<br>
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− | 高校卒業後、地元の住宅設備機器の販売会社に就職した男性は、「借金から解放され、すごく前向きな気持ちになれた」と言う。<br>
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− | 新たな仕事に挑戦したいと4月に営業の仕事に転職。現在は沖縄で暮らす。<br>
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− | 進学を諦めたわけではないが、当面は仕事を頑張り、将来に向けてお金をためるつもりだ。<br>
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− | 「僕が立派な大人になることが、支援して下さった方々への恩返し。だから誰も知らない土地で頑張れている。本当に感謝しています」<br>
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− | もっと厳しい境遇の中で頑張っている子もいる。<br>
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− | いつか、そんな子どもたちの力になりたい。男性はそう考えている。<br>
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− | '''◇男性が登場した「いま子どもたちは」'''<br>
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− | ○「欲しいって言わない」(2013年8月28、29日付)<br>
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− | 当時高校2年生。母と東京都板橋区のアパートで、生活保護を受けながら暮らしていた。<br>
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− | 母から食べ物もお金ももらえず、「働いて」と言われ、アルバイトを続けた。収入の一部は大学進学にあてるつもりで、税理士になるのが夢だった。<br>
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− | ところが、収入を申告していなかったため、稼いだ全額の約70万円を福祉事務所に支払うことに。<br>
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− | 「遊びに使ったわけじゃない。何で俺が『借金』を背負わなきゃいけないんだろう」。進学は諦めた。<br>
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− | ○「あれから」(2015年11月29日付)<br>
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− | 返済総額は最終的に約95万円になった。高校卒業後に就職し、仕事に必要な運転免許の講習代約17万円を会社に借りた。<br>
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− | 月の手取り約16万円から福祉事務所や会社への返済、寮費などを払うとほとんど残らない。<br>
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− | 「いつか会計士になって、力を試したい」<br>
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− | 〔◆平成28(2016)年7月22日 朝日新聞 東京朝刊〕 <br>
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