郡山市子育て支援センター
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子育てを応援し、子育てにやさしいまちづくりを進める郡山。<br> | 子育てを応援し、子育てにやさしいまちづくりを進める郡山。<br> | ||
まちなかには、元気に遊び、学ぶ子どもの笑顔があふれています。<br> | まちなかには、元気に遊び、学ぶ子どもの笑顔があふれています。<br> | ||
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〔広報こおりやま 2024年5月号〕<br> | 〔広報こおりやま 2024年5月号〕<br> | ||
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2024年7月24日 (水) 14:28時点における最新版
郡山市子育て支援センター
種類・内容 | |
---|---|
所在地 | 〒福島県郡山市 |
連絡先 |
子どもが輝くまち
子育てを応援し、子育てにやさしいまちづくりを進める郡山。
まちなかには、元気に遊び、学ぶ子どもの笑顔があふれています。
◆子どもへの想いが形となってきた歴史
郡山では、子どもの心豊かな成長を願い、地域の大人がさまざまな場面で見守ってきました。
1872年、学制発布により開校した盛隆舎(金透小学校の前身)は、使用しなくなった年貢米の貯蔵倉を直して授業をしていました。
しかし、学びたい子どもが増えたため、地域の有力者などからの寄附により二階建ての大校舎を設立。
明治天皇が立ち寄るなど、立派な校舎でたくさんの子どもたちが学べるようになりました。
1966年には、郡山を代表する子どものイベント「郡山市こどもまつり」を浄土松公園で初開催。
これは、子どもが元気いっぱい遊び学べる自然公園「子どもの村」の建設を夢見て、子育てに熱心な大人たちが企画したものでした。
さらに、遊園地のエリアもあるカルチャーパークや、子育て支援の中心となるニコニコこども館がオープン。
東日本大震災後には、子どもが屋内で遊べるペップキッズこおりやまが誕生するなど、子どもを見守る想いは、市内の至るところで形となっていきました。
○金透小学校(明治初期)
学校を維持・管理するために、生徒の授業料や国からの扶助だけでは足りず、地域住民が負担して学校を経営していました。
○第1回こどもまつり(1966年)
合併し新たな郡山市が誕生した翌年、「子どもの村をつくろう運動」というスローガンの下に開催。
たくさんの子どもたちが集まり、にぎわいました。
○カルチャーパークオープン(1989年)
観覧車やジェットコースター、プールを備え、文化・芸術だけでなくスポーツなども含めた、人と人とのふれあいの場を目指して整備されました。
◆地域で子どもを見守り、支える
昨今、社会問題となっているヤングケアラーや子育てについてLINEで相談できたり、学校では1人1台タブレットを貸与して学習の幅を広げたりと、子育てにおけるデジタル対応が進んでいます。
他方では、食事の提供や体験活動の開催など、子どもの居場所づくりに取り組む子ども食堂や、登下校を見守る地域団体などが増えています。
親や行政だけでなく、学校、企業、団体などが、声を掛け合いながら子どもを見守り、支える連携の輪が広がっています。
子どもの笑顔はまちの宝物。ここで育つ子どもたちの笑顔は、たくさんの愛に包まれ輝いています。
○子ども食堂でおいしく、楽しく
一緒に食べたり遊んだり。市内各地に世代を超えた交流が広がっています。
○LINE子ども・子育て相談
県内で初めて導入し、電話や窓口では相談しづらいことも匿名で相談できます。
子育ての悩みや不安などの相談を24時間受け付けています。
○小・中・義務教育学校でタブレット貸与
授業でデジタル教科書や授業支援アプリを使い、学びを深めています。
また、電子図書やデジタル新聞の閲覧により、児童生徒の情報活用能力を養っています。
○登下校時の見守り隊活動
市内では、町内会や自主防災会などが連携し、子どもが安全・安心に登下校できるよう、見守り隊として活動している方がたくさんいます。
◆身近な場所で、子育て支援
ベビーファースト宣言をし、全力で子どもや親を応援している郡山。
安心して子育てできる環境が充実しています。
○ニコニコこども館
子育ての手続き・相談窓口と遊び場が一つになった子育て支援の拠点。
子ども連れでも職業相談ができるハローワークもあります。
○地域子育て支援センター
東西南北の各エリアにある子育て支援センターでは、各種イベントが開かれ、親同士の交流の場にもなっています。
○各地域の公民館
放課後や夏休みなどの長期休暇中に、自由に遊び学べる場所として提供しています。
◆〔Interview〕原動力は子どもと親の幸せな笑顔/NPO法人ココネット・マム代表理事 首藤亜希子さん
○子どもの成長や親の困りごとに寄り添う
子どもや親の「あったらいいな」を形にして、学童保育や託児などの子育て支援をしています。
放課後は子どもにとって大切な時間。お菓子づくりなど「失敗しても良い。何でもやってみよう」と見守っています。
親が仕事と家庭を両立できるよう、柔軟な利用時間の送迎サービスもしています。
○次の世代に恩を送り、つながるまちへ
サービスを利用していた子が遊びに来て、小さい子と一緒に遊んでくれることがあります。
支援を受けていた側が支援する側になる姿は、見ていて心が温まります。
自分が受けた楽しい思い出や感謝の気持ちを、次の世代に“恩”として送り、新たな出会いにつながるまちにしたいですね。
〔広報こおりやま 2024年5月号〕