渋谷区社会福祉協議会
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+ | ===[[:カテゴリ:周辺ニュース|周辺ニュース]]=== | ||
+ | ページ名 [[渋谷区社会福祉協議会]] 東京都渋谷区(社会福祉協議会・東京都、地域共生社会・東京都)<br> | ||
+ | '''小さなことでもためらわず、気軽に相談してほしい''' <br> | ||
+ | ◆相談者の目線に立ち、寄り添いながら、解決策を模索する<br> | ||
+ | ◇これまでどのような悩み事や相談がありましたか。<br> | ||
+ | 福地:近隣に引きこもりがちな人がいるというご相談や、生活するお金に困っているというご相談などがありました。<br> | ||
+ | 地域福祉コーディネーターだけでは解決できないご相談には、社会福祉協議会が実施しているほかのサービス、あるいは区の担当者や地域の支援団体と連携しながら、解決を目指しています。<br> | ||
+ | 松本:地域の皆さんが集まる居場所や、サロンなどを立ち上げたいというご相談もありました。<br> | ||
+ | こどもテーブル※2の担当者や、地域包括支援センターにも協力していただきながら、必要な手続きや準備をサポートしました。<br> | ||
+ | ※2 社会福祉協議会が提供している、子どもと大人が学び合う第3の場所。こども食堂や学習支援をはじめ、さまざまな取り組みを行なっている。<br> | ||
+ | ◇渋谷区の地域福祉では、どのような課題があるのでしょうか。<br> | ||
+ | 市原:近年、マンションがどんどん建設されて、隣に誰が住んでいるのか分からないという状況が増えています。<br> | ||
+ | 災害時などのいざという時、あるいは急な病気やけがをしてしまった時などに、地域とのつながりがないと救助が難しくなってしまうこともあります。<br> | ||
+ | 福地:渋谷区は人の流動性が高いエリアなので、地域のつながりが希薄になりがちであり、孤立する人が増えていると感じます。<br> | ||
+ | 全ての区民が安心して、安全に暮らすことができるように、地域コミュニティーの再生はとても大切なポイントになると考えています。<br> | ||
+ | ◇地域の課題解決を支える存在として、活動の中で心掛けていることはありますか。<br> | ||
+ | 内山:相談者のお話を伺う時は、自分の中にある感情を真っさらにすることを心掛けています。<br> | ||
+ | 自分の感情があると、どうしても相手を理解する時に邪魔になってしまうんです。相手の気持ちに寄り添い、解決に向けて努力したいと思っています。<br> | ||
+ | 松本:相談者と必ず目線を合わせてお話を聞くことです。<br> | ||
+ | 相談者がこちらと目を合わせられないのは構わないのですが、私は「ちゃんと聞く」という姿勢を示すようにしています。<br> | ||
+ | また、お話を伺いながら「この人にはこの支援が必要だな」と考えてしまいがちなのですが、これが必要だと決めつけずに、しっかり相談者の気持ちを受け止めながらお聞きするように心掛けています。<br> | ||
+ | 市原:まずはお話をよく聞くことが重要だと考えています。<br> | ||
+ | その上で、できないことがあったとしても、少しでも自分ができることは何かを模索するようにしています<br>。 | ||
+ | 福地:相談者を含む、地域の皆さんとの雑談を大切にしています。<br> | ||
+ | 雑談の中で、ご相談とは関係のない話かなと思っても、後々役立つ情報もあるからです。<br> | ||
+ | その人がどういうことが好きか、どういうことが得意なのかといった情報は、距離を縮める一助になりますし、実際にご相談の解決に役立ったケースもあります。<br> | ||
+ | ◆一時的な解決ではなく、継続的に見守り、支援していく<br> | ||
+ | ◇渋谷区では4月から重層的支援体制整備事業が始まります。<br> | ||
+ | 地域福祉コーディネーターはどのような役割を担うのでしょうか。<br> | ||
+ | 市原:年齢、性別、国籍、障がいの有無などにかかわらず、福祉に関する総合的なご相談を受けます。<br> | ||
+ | 相談者が抱えている問題が複雑でも、一緒に整理をして、適切な支援につなげます。<br> | ||
+ | それから、本人や家族に寄り添い、伴走支援を行うことで、一人も取りこぼさない地域共生社会の実現を目指していきます。<br> | ||
+ | 伴走支援とは、「どこかの窓口につないだから終わり」ではなく、継続して見守ることです。<br> | ||
+ | 数か月後、数年後のスパンで相談者の状況を確認しながら、さまざまな団体と連携して支援していきます。<br> | ||
+ | 詳しくは下記の情報欄をご覧ください。<br> | ||
+ | 内山:4月から区役所本庁舎2階に「福祉なんでも相談窓口」を開設します。地域巡回型の窓口も開きます。<br> | ||
+ | さらに今年の秋以降は、区内に相談窓口の分室も新たに開く予定ですので、困り事やどこに相談したらよいか分からないお悩みがありましたらぜひ、ご活用ください。<br> | ||
+ | ◇区民の皆さんに向けて、メッセージをお願いします。<br> | ||
+ | 福地:私たちは担当地区の業務のほかに、地域のイベントや、居場所・サロン、こどもテーブルなどにも参加しています。<br> | ||
+ | もし私たちを見かけましたら、遠慮なく声を掛けてくださるとうれしいです。<br> | ||
+ | 市原:支援が必要な人の中には、自分で声を上げられない人もいらっしゃいます。<br> | ||
+ | 近くに心配な人がいましたら、まずは私たちにご連絡ください。<br> | ||
+ | 出張相談にも伺います。<br> | ||
+ | 内山:多様な事業を行なっている社会福祉協議会の職員という強みを生かして、活動していきたいと思っています。<br> | ||
+ | どうぞよろしくお願いいたします。<br> | ||
+ | 松本:「私の悩み事なんて、些細(ささい)なことなのではないか」と考えてしまうかもしれませんが、どんなことでもいいので、お困り事があれば、気軽に相談してください。<br> | ||
+ | ■4月から重層的支援体制整備事業を開始します。ぜひ「福祉なんでも相談窓口」にご相談ください<br> | ||
+ | 「重層的支援体制整備事業」とは、子ども・障がい・高齢・生活困窮などの分野別の支援体制では対応しきれない複雑化・複合化した課題に対して、分野を横断し一体的となって取り組むための包括的な支援体制を整備する事業です。<br> | ||
+ | 事業の取り組みの一つとして、どこに相談してよいか分からない人のために、本庁舎2階と文化総合センター大和田内に「福祉なんでも相談窓口」を設置します<br> | ||
+ | (※本庁舎2階は4月1日から、文化総合センター内は秋ごろ設置予定)。<br> | ||
+ | 地域福祉の専門職である地域福祉コーディネーターが各支援機関と連携し、本人や地域の皆さんと一緒に課題解決に向けて考えていきます。<br> | ||
+ | ◇重層的支援体制整備事業について<br> | ||
+ | 福祉部管理課 重層的支援体制整備推進主査<br> | ||
+ | 【電話】03-3463-1691【FAX】03-5458-4936<br> | ||
+ | ◇福祉なんでも相談窓口について<br> | ||
+ | 渋谷区社会福祉協議会地域福祉課 地域総合相談支援係<br> | ||
+ | 【電話】03-6452-5072<br> | ||
+ | 〔しぶや区ニュース 令和5年(2023年)3月1日号〕<br> | ||
【生涯学習】それぞれの成長を、一生よろこべる街へ。<br> | 【生涯学習】それぞれの成長を、一生よろこべる街へ。<br> |
2024年2月21日 (水) 12:44時点における版
東京都渋谷区社会福祉協議会
種類・内容 | 社会福祉協議会 |
---|---|
所在地 | 〒150-8010 渋谷区宇田川町1-1 渋谷区役所新庁舎内 |
連絡先 | TEL 03-5457-2757 FAX 03-3477-2525 |
周辺ニュース
ページ名 渋谷区社会福祉協議会 東京都渋谷区(社会福祉協議会・東京都、地域共生社会・東京都)
小さなことでもためらわず、気軽に相談してほしい
◆相談者の目線に立ち、寄り添いながら、解決策を模索する
◇これまでどのような悩み事や相談がありましたか。
福地:近隣に引きこもりがちな人がいるというご相談や、生活するお金に困っているというご相談などがありました。
地域福祉コーディネーターだけでは解決できないご相談には、社会福祉協議会が実施しているほかのサービス、あるいは区の担当者や地域の支援団体と連携しながら、解決を目指しています。
松本:地域の皆さんが集まる居場所や、サロンなどを立ち上げたいというご相談もありました。
こどもテーブル※2の担当者や、地域包括支援センターにも協力していただきながら、必要な手続きや準備をサポートしました。
※2 社会福祉協議会が提供している、子どもと大人が学び合う第3の場所。こども食堂や学習支援をはじめ、さまざまな取り組みを行なっている。
◇渋谷区の地域福祉では、どのような課題があるのでしょうか。
市原:近年、マンションがどんどん建設されて、隣に誰が住んでいるのか分からないという状況が増えています。
災害時などのいざという時、あるいは急な病気やけがをしてしまった時などに、地域とのつながりがないと救助が難しくなってしまうこともあります。
福地:渋谷区は人の流動性が高いエリアなので、地域のつながりが希薄になりがちであり、孤立する人が増えていると感じます。
全ての区民が安心して、安全に暮らすことができるように、地域コミュニティーの再生はとても大切なポイントになると考えています。
◇地域の課題解決を支える存在として、活動の中で心掛けていることはありますか。
内山:相談者のお話を伺う時は、自分の中にある感情を真っさらにすることを心掛けています。
自分の感情があると、どうしても相手を理解する時に邪魔になってしまうんです。相手の気持ちに寄り添い、解決に向けて努力したいと思っています。
松本:相談者と必ず目線を合わせてお話を聞くことです。
相談者がこちらと目を合わせられないのは構わないのですが、私は「ちゃんと聞く」という姿勢を示すようにしています。
また、お話を伺いながら「この人にはこの支援が必要だな」と考えてしまいがちなのですが、これが必要だと決めつけずに、しっかり相談者の気持ちを受け止めながらお聞きするように心掛けています。
市原:まずはお話をよく聞くことが重要だと考えています。
その上で、できないことがあったとしても、少しでも自分ができることは何かを模索するようにしています
。
福地:相談者を含む、地域の皆さんとの雑談を大切にしています。
雑談の中で、ご相談とは関係のない話かなと思っても、後々役立つ情報もあるからです。
その人がどういうことが好きか、どういうことが得意なのかといった情報は、距離を縮める一助になりますし、実際にご相談の解決に役立ったケースもあります。
◆一時的な解決ではなく、継続的に見守り、支援していく
◇渋谷区では4月から重層的支援体制整備事業が始まります。
地域福祉コーディネーターはどのような役割を担うのでしょうか。
市原:年齢、性別、国籍、障がいの有無などにかかわらず、福祉に関する総合的なご相談を受けます。
相談者が抱えている問題が複雑でも、一緒に整理をして、適切な支援につなげます。
それから、本人や家族に寄り添い、伴走支援を行うことで、一人も取りこぼさない地域共生社会の実現を目指していきます。
伴走支援とは、「どこかの窓口につないだから終わり」ではなく、継続して見守ることです。
数か月後、数年後のスパンで相談者の状況を確認しながら、さまざまな団体と連携して支援していきます。
詳しくは下記の情報欄をご覧ください。
内山:4月から区役所本庁舎2階に「福祉なんでも相談窓口」を開設します。地域巡回型の窓口も開きます。
さらに今年の秋以降は、区内に相談窓口の分室も新たに開く予定ですので、困り事やどこに相談したらよいか分からないお悩みがありましたらぜひ、ご活用ください。
◇区民の皆さんに向けて、メッセージをお願いします。
福地:私たちは担当地区の業務のほかに、地域のイベントや、居場所・サロン、こどもテーブルなどにも参加しています。
もし私たちを見かけましたら、遠慮なく声を掛けてくださるとうれしいです。
市原:支援が必要な人の中には、自分で声を上げられない人もいらっしゃいます。
近くに心配な人がいましたら、まずは私たちにご連絡ください。
出張相談にも伺います。
内山:多様な事業を行なっている社会福祉協議会の職員という強みを生かして、活動していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
松本:「私の悩み事なんて、些細(ささい)なことなのではないか」と考えてしまうかもしれませんが、どんなことでもいいので、お困り事があれば、気軽に相談してください。
■4月から重層的支援体制整備事業を開始します。ぜひ「福祉なんでも相談窓口」にご相談ください
「重層的支援体制整備事業」とは、子ども・障がい・高齢・生活困窮などの分野別の支援体制では対応しきれない複雑化・複合化した課題に対して、分野を横断し一体的となって取り組むための包括的な支援体制を整備する事業です。
事業の取り組みの一つとして、どこに相談してよいか分からない人のために、本庁舎2階と文化総合センター大和田内に「福祉なんでも相談窓口」を設置します
(※本庁舎2階は4月1日から、文化総合センター内は秋ごろ設置予定)。
地域福祉の専門職である地域福祉コーディネーターが各支援機関と連携し、本人や地域の皆さんと一緒に課題解決に向けて考えていきます。
◇重層的支援体制整備事業について
福祉部管理課 重層的支援体制整備推進主査
【電話】03-3463-1691【FAX】03-5458-4936
◇福祉なんでも相談窓口について
渋谷区社会福祉協議会地域福祉課 地域総合相談支援係
【電話】03-6452-5072
〔しぶや区ニュース 令和5年(2023年)3月1日号〕
【生涯学習】それぞれの成長を、一生よろこべる街へ。
手話通訳者養成講習会(全43回)
※選考試験は3月20日(日)10:00から
場所:総合ケアコミュニティ・せせらぎ
対象:区内在住・在勤・在学で18~65歳の人(3月31日現在)
費用等:テキスト代3,000円程度
申込み:3月15日(必着)までに申込書と返信用の封筒(住所・氏名を記入し、84円切手を貼ったもの)を、
〒150-8010(住所不要)渋谷区役所本庁舎2階社会福祉協議会へ郵送・持参
※申込書は区役所本庁舎2階障がい者福祉課、社会福祉協議会、出張所などで配布(渋谷区社会福祉協議会HPでダウンロード可)
問合せ:渋谷区社会福祉協議会
【電話】03-5457-2200【FAX】03-3476-4904
〔しぶや区ニュース 令和4年(2022年)3月1日号〕
栄養教室「ロコモ・フレイル予防」
日時:2022年4月22日(金)13:30~14:30
場所:中央保健相談所栄養指導室(4階)
内容:講話、試食
講師:栄養士
対象:区内在住・在勤の人
定員:8人(先着)
申込み:3月18日から電話で
場所・問合せ:中央保健相談所母子保健係
【電話】03-3463-2444【FAX】03-5458-4944
手話通訳者養成講習会(全43回)
※選考試験は3月20日(日)10:00から
場所:総合ケアコミュニティ・せせらぎ
対象:区内在住・在勤・在学で18~65歳の人(3月31日現在)
費用等:テキスト代3,000円程度
申込み:2022年3月15日(必着)までに申込書と返信用の封筒(住所・氏名を記入し、84円切手を貼ったもの)を、
〒150-8010(住所不要)渋谷区役所本庁舎2階社会福祉協議会へ郵送・持参
※申込書は区役所本庁舎2階障がい者福祉課、社会福祉協議会、出張所などで配布(渋谷区社会福祉協議会HPでダウンロード可)
問合せ:渋谷区社会福祉協議会
【電話】03-5457-2200【FAX】03-3476-4904
〔しぶや区ニュース 令和4年(2022年)3月1日号〕
登録要介護認定調査員募集
介護保険の要介護認定調査業務に携わる登録要介護認定調査員を募集します。
対象:区内または近隣区在住で介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格があり、要介護認定調査経験がある人
勤務日数:応相談
勤務時間:おおむね8:30~18:00で調査可能な時間
賃金:調査1件4,500円(交通費・雑費含む)
申込み:4月15日(必着)までに電話連絡の上、写真付き履歴書・介護支援専門員証の写しを、
〒150-8010(住所不要)渋谷区役所本庁舎5階渋谷区社会福祉協議会へ郵送・持参
問合せ:渋谷区社会福祉協議会
【電話】03-5457-2757【FAX】03-3477-2525
〔しぶや区ニュース 令和4年(2022年)3月15日号〕