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| ==練馬区== | | ==練馬区== |
− | <htmlet>nerima-ku001</htmlet> | + | '''◎不登校情報センターよりのお知らせ/[[ひきこもりの本人・家族への訪問相談をします]]'''<br> |
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− | ==[[ねりまこども食堂]]== | + | |
− | '''<にっぽん白書>「アベパラドックス」2 「貧困の連鎖」断ち切れるか 子どもの生活支援 急務'''<br>
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− | 5月下旬の月曜午後6時、東京・練馬区の寺院で、約50人の母親と子どもが食卓を囲んでいた。サケのクリーム煮など大皿に盛られた料理10品が並ぶ。<br>
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− | 「大勢で話しながら食べるのって本当に楽しい」。小学6年生の男子(11)は口いっぱいに料理をほおばり、笑顔を見せた。<br>
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− | 子ども食堂―。子どもが独りで食事をする「孤食」を防ぎ、温かな食事を楽しめる場を提供する取り組みが全国で広がっている。<br>
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− | 2015年4月に開設された「ねりまこども食堂」は、地元の主婦金子よしえさん(62)が中心となり、月2回、高校生以下は無料、大人は300円で食事を提供している。<br>
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− | 国や自治体の補助は一切受けず、食材などは寄付金で賄う。<br>
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− | 「子どもたちは食事に来る理由を決して自分からは話さない。ただ満足に食事ができていなかったり、家庭で孤立している子は少なくない」と金子さんは話す。<br>
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− | 背景にあるのは悪化する「子どもの貧困」だ。<br>
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− | 厚生労働省の国民生活基礎調査(12年時点)によると、所得が平均的世帯の半分(年122万円)に満たない家庭で暮らす18歳未満の子どもの割合を示す貧困率は16・3%。過去最悪を更新した。<br>
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− | 一方、生活困窮で就学援助を受ける子どもは6人に1人に上り、生活保護世帯の子どもの高校中退率は5・3%と一般世帯の3・5倍。<br>
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− | 親の経済状況が子どもの進学を制約し、就職や収入にも影響する「貧困の連鎖」は深刻化している。<br>
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− | 「子どもの貧困はかなり大きな問題になっており、参院選では各党とも訴えてくる。自民党も書き込んだ方がいい」。<br>
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− | 7月の参院選公約を了承した3日の自民党総務会では、出席議員からこんな声が上がった。<br>
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− | 発表直前に加えたものの、原案では「ひとり親家庭への支援拡充」などの表現にとどまっていた。<br>
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− | 安倍晋三首相は12年の第2次政権発足以降、教育再生実行会議を設置し「『強い日本』を取り戻していくためには、教育の再生が不可欠だ」と訴えた。<br>
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− | 首相の経済政策「アベノミクス」を背景として、世界で活躍できるトップレベルの学力と規範意識を身に付けることを目標に掲げる。<br>
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− | 一方、貧困の連鎖解消に向けた動きは鈍い。<br>
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− | 政府が2日決定した「ニッポン1億総活躍プラン」では、無利子奨学金の拡充に加え、返済不要の給付型奨学金の創設に向けて検討することなどが明記されたが、財源議論はこれからだ。<br>
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− | 「貧困家庭の子どもを放置すれば、現在15歳の子どもの1学年だけでも、64歳になるまでに社会が被る経済的損失は約2兆9千億円に達し、社会保障でも国の負担は1兆1千億円膨らむ」。<br>
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− | 日本財団(東京)が昨年12月に発表した調査結果だ。生涯所得や税・社会保障費の支払額などを試算し、調査をまとめた同財団の花岡隼人さんはこう訴える。<br>
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− | 「高校中退率を改善するだけでも、計り知れない経済効果がある。子どもの貧困を単にかわいそうと見るのではなく、経済問題として国民全体で考えてほしい」<br>
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− | ◇アベパラドックス◇<br>
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− | 安倍政権が掲げる政策や理念と、現状や社会的ニーズとの「ねじれ」や「ずれ」を指す造語<br>
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− | 〔2016年6月15日・貧困ネット、平成28(2016)年6月7日 北海道新聞 朝刊全道〕 <br>
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− | [[Category:ひきこもり・不登校の周辺ニュース|ねりまこどもしょくどう]]
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− | [[Category:子ども食堂・フードバンク|ねりまこどもしょくどう]] | + | |
− | [[Category:東京都(地域)|ねりまこどもしょくどう]]
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− | [[Category:練馬区(東京都)|ねりまこどもしょくどう]]
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− | ==[[子どもの生活調査・練馬区]]==
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− | '''ひとり親家庭の支援ニーズ調査へ 練馬区、6000世帯対象 /東京都'''<br>
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− | 練馬区は、児童育成手当を受給している区内のひとり親家庭約6千世帯を対象に、支援ニーズを把握するためのアンケートを実施する。<br>
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− | ひとり親家庭の自立や子どもの貧困の改善に向けた支援策につなげるのが狙いだ。<br>
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− | アンケートは収入や居住形態、子どもと過ごす時間の長さや一緒に夕食をとる頻度といった生活状況のほか、公的な相談窓口の利用実態や利用していない場合の理由<br>
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− | ▽就職活動をするうえでの問題点▽仕事と子育てを両立するうえで困難に感じていることなどを回答してもらう。<br>
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− | 区福祉企画課の担当者は「福祉資金の貸し付けやホームヘルプサービスといった生活支援に比べ、就労支援の利用実績が低い。利用を妨げているものやニーズを把握し、状況改善に役立てたい」と話す。<br>
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− | 27日に郵送し、5月下旬までに回収、8月に結果をまとめて公表する予定という。<br>
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− | 〔2016年5月3日・貧困ネット、平成28(2016)年4月26日 朝日新聞 東京地方版朝刊〕 <br>
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− | [[Category:ひきこもり・不登校の周辺ニュース|こどものせいかつちょうさねりまく]]
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− | [[Category:練馬区(東京都)|こどものせいかつちょうさねりまく]]
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