おかえり栗原プロジェクト
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農業体験や移住体験などで栗原を訪れ、栗原をふるさとのように愛してくれる人が増えてきています。<br> | 農業体験や移住体験などで栗原を訪れ、栗原をふるさとのように愛してくれる人が増えてきています。<br> | ||
今月は、移住とも観光とも違う、地域と人の新しいつながりについて紹介します。<br> | 今月は、移住とも観光とも違う、地域と人の新しいつながりについて紹介します。<br> | ||
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◎栗原で何かを作りたいと思っていた山口さんと、商店街に人を呼び込むものを作りたいと思っていた齋藤さんがつながって、すてきな看板ができたよ!<br> | ◎栗原で何かを作りたいと思っていた山口さんと、商店街に人を呼び込むものを作りたいと思っていた齋藤さんがつながって、すてきな看板ができたよ!<br> | ||
〔広報くりはら 令和4年1月号〕<br> | 〔広報くりはら 令和4年1月号〕<br> | ||
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2024年1月8日 (月) 18:30時点における最新版
おかえり栗原プロジェクト
種類・内容 | |
---|---|
所在地 | 〒 宮城県栗原市 |
運営者・代表 | |
連絡先 |
【特集】栗原でつながる、栗原とつながる(1)
農業体験や移住体験などで栗原を訪れ、栗原をふるさとのように愛してくれる人が増えてきています。
今月は、移住とも観光とも違う、地域と人の新しいつながりについて紹介します。
◆栗原応援の輪
市では、市外の人が観光とは違った形で栗原へ足を運び、地域の人との交流や生活、自然、文化などを体験できる事業を展開しています。
例として、令和元年度から実施している「おかえり栗原プロジェクト」では、都市部の若者が約1週間栗原に滞在し、農作業や藍染(あいぞめ)、サイクリングイベントなどを体験しながら、地域の人と交流を深めています。
こうした体験事業は、移住ありきではありません。
未来に残したい地域の営みを新しい世代へつないでいく狙いと、純粋に栗原を好きになってもらう狙いがあります。
体験を通じて、栗原を特別な場所と思ってくれたり、関わり続けようとしてくれる若者たち。
そんな栗原応援の輪が、全国各地に広がりつつあります。
昨年秋、東京の大学生が栗駒六日町通り商店街の案内看板を制作しました。
携わった学生と見守った地域おこし協力隊員に、話を伺いました。
◆東京藝術大学4年 山口聖奈(やまぐちせいな)さん
◇栗原で創作を
私が栗原を訪ねたきっかけは、昨年6月に参加したおかえり栗原プロジェクトの花山ふさすぐり収穫体験です。
この体験で、自然の中で食べたふさすぐりや休憩で出された生野菜の新鮮さとおいしさから、食べ物のありがたみと作り手の思いを知り、とても感動して、栗原が好きになりました。
私は、大好きな栗原で、大学で学んだことを生かして何か作ってみたいと思い、市の職員や地域の皆さんに相談して、六日町通り商店街の案内看板を制作することになりました。
◇六日町らしい看板を
東京に戻った私は、大学のサークルで仲間を集め、9月に六日町通り商店街を訪ねました。
私たちメンバーが看板制作で心掛けたのは、自分たちがただ作りたい看板ではなく、地域の人に役立つ看板を作ろうということです。
そのために、私たちは商店街を歩き、建物に描かれたイラストやお店の内装の雰囲気を、看板デザインの参考にしていきました。
作業中、商店街の皆さんからは、差し入れやデザインのアイデアをいただくなど、大変お世話になりました。
完成までの1週間、紆余曲折はありましたが、私たちが感じた古き良きものを残しつつ、新しいことを取り入れている六日町の印象を、看板に反映させることができたと思っています。
実際に栗原の景色を目にし、人の温かさに触れた私にとって、もはや栗原は第2のふるさとです。
これからも、卒業旅行や仕事の休暇を利用して、何度でも栗原に帰ってきたいです。
◆栗原市地域おこし協力隊員 齋藤正明(さいとうまさあき)さん
◇こだわりの案内看板
山の駅くりこまから六日町通り商店街へ誘導する、看板ができました。
制作してくれたのは、東京の大学生の皆さんです。
元々は栗原と何のゆかりもなかった皆さんが、毎日朝早くから夜遅くまで作業し、真剣になって看板を作ってくれたことに、心からありがたく感謝しています。
看板は、山の駅くりこまに設置予定です。
山口さんたちが、商店街の皆さんのアイデアも取り入れて作ったこだわりの案内看板を見て、ぜひ、多くの人に商店街を訪れてほしいです。
◎栗原で何かを作りたいと思っていた山口さんと、商店街に人を呼び込むものを作りたいと思っていた齋藤さんがつながって、すてきな看板ができたよ!
〔広報くりはら 令和4年1月号〕