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福岡市こども総合相談センター えがお館

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==[[福岡市こども総合相談センター えがお館]]==
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==福岡市こども総合相談センター えがお館==
 
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<td>http://www.city.fukuoka.lg.jp/index.html</td>
 
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'''市こども総合相談センター職員を募集'''<br>
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資格要件あり。<br>
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募集職種:総合相談員、心理相談員、児童福祉専門相談員、保健指導員、児童指導員(昼間・夜間・深夜)、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、教育相談員、適応指導教室指導員、適応指導教室心理指導員、登校支援対策推進員など<br>
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任用期間:令和6年4月1日~7年3月31日(再任用あり)
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募集案内・申込書の配布:12月1日から同センター(中央区地行浜二丁目)、情報プラザ(市役所1階)、各区役所情報コーナー、入部・西部出張所で。市ホームページにも掲載。<br>
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申込期間:2023.12月20日(必着)まで<br>
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問い合わせ:同センターこども相談企画課<br>
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【電話】092-832-7833【FAX】092-832-7830<br>
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〔福岡市政だより 令和5年12月1日号〕<br>
  
'''暴行  一時保護の児童に男性指導員が 福岡市こども相談センター/福岡'''<br>
+
'''11月は児童虐待防止推進月間 子どもへの虐待をなくすために''' <br>
福岡市こども総合相談センターは10日、50代の男性夜間指導員(嘱託)がセンター内の一時保護所に入所していた10代の児童に暴行を加えたと発表した。<br>
+
昨年度、全国の児童相談所が対応した児童虐待に関する相談件数は20万件を超え、過去最多となりました。<br>
児童にけがはなく、指導員は6日付で依願退職した。<br>
+
市でも年々増加傾向にあります。<br>
センターによると、7月31日夜に10代の児童がトイレに行った行為が、一時保護所の他の児童の就寝を妨げていると思い込み「何度も立ったからこの子が起きた」などと叱責、尻を2回蹴るなどの暴行を加えたとしている。<br>
+
児童虐待には、身体的・性的・放任・心理的虐待があり、中でも心理的虐待の相談は全国で約6割、市では約7割を占めています。<br>
指導員はこれまでも再三、児童を怒鳴りつけるなど不適切な指導を繰り返していたという。<br>
+
●DVと児童虐待<br>
センターは児童虐待の被害を受けた子供や非行少年を一時保護している。 <br>  
+
DV(ドメスティックバイオレンス)とは、配偶者や恋人などパートナーから振るわれる暴力のことです。<br>
〔◆平成30(2018)年8月11日 毎日新聞 福岡都市圏版【志村一也】〕 <br>
+
DVが起きている家庭では、子どもにも同時に暴力が振るわれることがあります。<br>
 +
また、DVの被害者は、加害者への恐怖心から、パートナーによる子どもへの暴力を制止することができない場合があります。<br>
 +
子どもの前で起こる家族の暴力は、心理的虐待に当たります。<br>
 +
子どもに大きなストレスがかかり、発達に深刻な影響を与えます。<br>
 +
また、日常的に暴力を見て育った子どもは、困ったときに暴力で問題を解決しようとしたり、さらなる暴力を恐れて暴力を受け入れるようになったりします。<br>
 +
自分は大切な存在だと思う「自尊感情」が持てなくなってしまうこともあります。<br>
 +
DVや子どもへの虐待などについては、市の専門相談窓口にご相談ください。<br>
 +
記事に関する問い合わせは、こども家庭課(【電話】092-711-4238【FAX】092-733-5534)へ。<br>
 +
●市の専門相談窓口<br>
 +
▽子どもに関する相談<br>
 +
市こども総合相談センター「えがお館」<br>
 +
【電話】092-833-3000(24時間)<br>
 +
▽配偶者・パートナーからの暴力(DV)相談<br>
 +
市配偶者暴力相談支援センター<br>
 +
【電話】092-711-7030(平日午前10時~午後5時。火曜日は8時まで)<br>
 +
※相談は全て無料です。いずれも年末年始(12月29日~1月3日)は休み。<br>
 +
〔福岡市政だより 令和4年11月1日号〕<br>
  
'''児相の改革「福岡市方式」関連組織が「協働」で試行錯誤 道のりや今後の課題を本に'''<br>
+
昨年の一斉休校から1年がたちました。<br>
福岡市の児童相談所「こども総合相談センター」の職員や、同センターに関わる人たちが、それぞれの新しい取り組みと今後の課題をつづった「児童相談所改革と協働の道のり~子どもの権利を中心とした福岡市モデル」(明石書店)=写真=を出版した。<br>
+
目まぐるしく変化する環境の中で、子どもたちは自分なりに少しずつ適応しながら、前に進んでいます。<br>
全国の児相で初めて常勤弁護士を置き、各組織の連携も深めて里親委託率を急激に伸ばした“福岡市方式”を紹介している。<br>
+
未来を担う子どもたちのために、私たち大人にできることを考えます。<br>
編著者の藤林武史・同センター所長は「児相のあり方を議論するたたき台にしてほしい」と話している。<br>
+
◆いつでも相談してください<br>
虐待対応や里親支援を担当する児相職員をはじめ、福岡県警の少年育成指導官、福岡市教委の元スクールソーシャルワーカーなどが執筆。<br>
+
市こども総合相談センター・えがお館は、20歳までの子どもや保護者を対象に、子どもに関わるさまざまな相談に応じています。<br>
これらの組織は同じ建物「えがお館」に拠点を置いていることでスムーズな連携や早期対応ができていること、NPOなど民間とも一緒に里親委託推進に取り組んできたこと、常勤弁護士が児相内で親権などの法の理解を広め、職員が自信を持って保護者に応対できるようになったこと‐などが書かれている。<br>
+
子どもの発達に関わることや生育状況、家庭内暴力や虐待の心配、不登校やいじめ等の学校生活のことなど、24時間体制で相談を受け付け、それぞれの状況に応じた支援を行っています。<br>
ホームページのデザインは九州大大学院の専任講師と学生が協力するなど、苦手とする情報発信の分野では、積極的に外部の力を借りたことも紹介した。<br>
+
▽えがお館で心理相談を担当する半田淳子係長(51)に話を聞きました。<br>
藤林所長は「どの取り組みも、最初から新しいことをしようと狙ったのではない」と言う。<br>
+
子どもたちは、私たち大人が思っている以上に、自分なりに考え、状況を理解しようとしています。<br>
「従来のやり方では子どもを守れない課題を、児相だけでなく協働という形で試行錯誤した結果で、さまざまな人のエネルギーが相乗効果を起こした」と振り返る。<br>
+
子ども扱いせずに、年齢に応じた適切な説明をしてあげましょう。<br>
「子どものために働きたいと考えている若い人にも読んでほしい」。<br>
+
「分からない」ことから不安になり、お腹が痛い、頭が痛い、眠れないなどの身体的な症状が現れたり、うまく表現できずにわがままになったり、落ち着きがなくなったりします。<br>
A5判312ページ、2592円。明石書店=03(5818)1171。<br>
+
まず、ゆっくり話を聴いてあげてください。<br>
〔◆平成29(2017)年12月5日 西日本新聞 朝刊〕 <br>
+
子どもは「聴いてもらえた、分かってもらえた」と安心し、気持ちが安定します。<br>
 +
家庭内でルールを決めるときも、子どもがどうしたいのかを聴き、一緒に考えてあげると、納得してルールを守ることができるようになります。<br>
 +
慌ただしい日々の中でも、子どもが状況を正しく知り自分の気持ちを表現できるよう、大人がサポートしていくことが大切です。<br>
 +
▽えがお館で長年相談に応じている石橋芳子さん(63)の話<br>
 +
まず最初に、「よく電話を掛けてくれましたね」と声を掛けます。<br>
 +
「一人で悩まずに相談してくれてありがとう」という思いからです。<br>
 +
コロナ禍で自宅で過ごす時間が増え、「友だちとSNSでもめた」という子どもからの相談のほか、「動画を見続ける」「ゲーム依存ではないか」という保護者からの相談も増えました。<br>
 +
里帰り出産ができず、頼れる人がいなくて不安という妊婦さんもいます。<br>
 +
じっくり話を聴き、相談者自身が解決に向けて考えていけるよう寄り添います。<br>
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背景はさまざまですので、相談者のニーズに合わせて、どのような支援につなげられるかを模索します。<br>
 +
子どもたちも保護者も、みんな頑張っています。<br>
 +
今を乗り切るために、子育て家庭を孤立させないことが大切です。<br>
 +
社会全体で子どもを育てていきましょう。<br>
 +
市こども総合相談センター えがお館<br>
 +
場所:中央区地行浜二丁目<br>
 +
・相談電話【電話】833-3000(24時間)<br>
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・女の子専用電話【電話】833-3001(午前9時~午後5時)<br>
 +
※虐待については、児童相談所全国共通ダイヤル【電話】189(いちはやく)でも受け付け。<br>
 +
里親制度や引きこもりなどについての相談にも応じます。詳細はホームページ(「えがお館」で検索)に掲載しています<br>
 +
〔福岡市政だより 令和3年3月15日号〕 <br>
  
'''児相に弁護士配置義務化 子供の処遇判断に期待'''<br>
 
10月から児童相談所(児相)への弁護士の配置が義務付けられる。<br>
 
法律面の専門知識を生かし、書類を速やかに作成したり、子供の処遇を判断したりする役割が期待される。<br>
 
ただ具体的な配置計画などはこれから。児童福祉に詳しい弁護士の確保も課題だ。<br>
 
福岡市の児相、こども総合相談センター「えがお館」。<br>
 
4歳の女児に虐待の痕があったため、一時保護した。<br>
 
引き取ることを主張する両親をおさえ、女児を里親に預けた。児相ではしばしばあるケースだ。<br>
 
一連の手続きで大きな役割を果たしたのが久保健二弁護士(48)。<br>
 
2011年以降、「こども緊急支援課長」の肩書でセンターに常勤している。<br>
 
女児の傷痕について法医学の専門家に鑑定書の作成を依頼したり、里親委託の認可を得るため裁判所に提出する書類を作成するなどした。<br>
 
子供を一時保護するかどうかなど判断が難しい事例について、判例などを踏まえて家裁が認可するか検討するのも重要な仕事だ。<br>
 
センターの一時保護の件数は約70件(15年度)と、久保弁護士が常駐する以前の2倍以上に増えた。<br>
 
久保弁護士は「児童福祉司から『安心感が増し、一時保護しやすくなった』と言ってもらえる」と話す。<br>
 
児童福祉法の改正で、10月から児相に弁護士を配置することが義務付けられる。<br>
 
厚生労働省によると、現在弁護士が常駐する児相は、福岡市や名古屋市など自治体が独自に決めた一部に限られる。<br>
 
このほか非常勤で定期的に相談業務に応じる児相もあるが、全国209カ所の児相の8割は弁護士職員がゼロ。<br>
 
義務化で児相にかかわる弁護士が増えることで、より手厚い対応が期待される。<br>
 
ただ、義務化まで2カ月を切った今も、具体的な制度が固まっておらず、現場には困惑も。<br>
 
弁護士を常駐させるか非常勤でいいのかなども決まっていない。
 
全国すべての児相に配置する場合、候補者選びも時間がかかりそうだ。<br>
 
日常的に弁護士会などと接点がない児相は、「どうやって探すのかノウハウもない」(関東の児相担当者)。<br>
 
元児相所長で[[児童虐待防止協会]](大阪市)の津崎哲郎理事長は「配置には賛成だが、福祉に精通した弁護士をどう確保するかは課題だ」と指摘する。<br>
 
〔◆平成28(2016)年8月19日 日本経済新聞 電子版〕<br>
 
 
'''福岡県/地方議会「見える化」計画=福岡市 虐待防止 精神科医と連携 受診の母親心中事件受け'''<br>
 
保護者の精神状態の悪化に伴う児童虐待を防ごうと、福岡市は、精神科医との連携強化に乗り出す。<br>
 
虐待が予期される症状の変化があった場合の通報態勢の構築や、関係機関で構成する支援ネットワークへの参加を促すことが柱。<br>
 
精神科を受診していた母親と乳児の心中事件を検証した市の審議会の提言を踏まえた対応で、開会中の市議会6月定例会で連携策を報告する。<br>
 
市によると、虐待などで保護が必要な子どもについて、市こども総合相談センター(児童相談所)や各区の子育て支援課で通報を受け付けている。<br>
 
14年度に対応したのは798件で、うち医療機関からの連絡は39件。<br>
 
子どもと直接向き合う小児科医や産科医からの通報が多く、精神科医はほとんどないという。<br>
 
市は今後、精神科の医療機関に積極的な通報を働き掛け、虐待防止に必要な情報を通報することは守秘義務違反にならないことを伝える方針。<br>
 
また、児童虐待の情報共有を図るため、警察や学校などで構成する各区の「要保護児童支援地域協議会」への参加も呼び掛けるという。<br>
 
きっかけとなった心中事件は14年に市内で発生。精神科を受診していた母親が生後9カ月の女児とマンションから飛び降り、いずれも死亡した。<br>
 
市は児童虐待防止法に基づき、市こども・子育て審議会の専門部会に事件の検証を諮問。<br>
 
審議会は「精神状態の悪化が心中の一つの要因」として、精神科の医療機関と連携するよう答申した。<br>
 
〔平成28(2016)年6月17日 西日本新聞 朝刊〕 <br> 
 
 
[[Category:児童相談所のニュース|ふくおかしこどもそうごうせんたーえがおかん]]
 
 
[[Category:児童相談所・福岡県|ふくおかしこどもそうごうせんたーえがおかん]]
 
[[Category:児童相談所・福岡県|ふくおかしこどもそうごうせんたーえがおかん]]
[[Category:暴力のニュース|ふくおかしこどもそうごうそうだんせんたーえがおかん]]
+
[[Category:子どもの虐待・福岡県|ふくおかしこどもそうごうせんたーえがおかん]]
[[Category:子どもの虐待のニュース|ふくおかしこどもそうごうせんたーえがおかん]]
+
[[Category:DV・福岡県|ふくおかしこどもそうごうせんたーえがおかん]]
 
[[Category:福岡県(地域)|ふくおかしこどもそうごうせんたーえがおかん]]
 
[[Category:福岡県(地域)|ふくおかしこどもそうごうせんたーえがおかん]]
 
[[Category:福岡市(福岡県)|ふくおかしこどもそうごうせんたーえがおかん]]
 
[[Category:福岡市(福岡県)|ふくおかしこどもそうごうせんたーえがおかん]]
 
[[Category:福岡市中央区(福岡県)|ふくおかしこどもそうごうせんたーえがおかん]]
 
[[Category:福岡市中央区(福岡県)|ふくおかしこどもそうごうせんたーえがおかん]]
 +
[[Category:福岡市政だより|ふくおかしこどもそうごうせんたーえがおかん]]

2023年12月27日 (水) 19:41時点における最新版

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福岡市こども総合相談センター えがお館

所在地 〒810-0065 福岡市中央区地行浜二丁目1番28号
TEL 092-832-7100
FAX 092-832-7830
URL http://www.city.fukuoka.lg.jp/index.html

市こども総合相談センター職員を募集
資格要件あり。
募集職種:総合相談員、心理相談員、児童福祉専門相談員、保健指導員、児童指導員(昼間・夜間・深夜)、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、教育相談員、適応指導教室指導員、適応指導教室心理指導員、登校支援対策推進員など
任用期間:令和6年4月1日~7年3月31日(再任用あり) 募集案内・申込書の配布:12月1日から同センター(中央区地行浜二丁目)、情報プラザ(市役所1階)、各区役所情報コーナー、入部・西部出張所で。市ホームページにも掲載。
申込期間:2023.12月20日(必着)まで
問い合わせ:同センターこども相談企画課
【電話】092-832-7833【FAX】092-832-7830
〔福岡市政だより 令和5年12月1日号〕

11月は児童虐待防止推進月間 子どもへの虐待をなくすために
昨年度、全国の児童相談所が対応した児童虐待に関する相談件数は20万件を超え、過去最多となりました。
市でも年々増加傾向にあります。
児童虐待には、身体的・性的・放任・心理的虐待があり、中でも心理的虐待の相談は全国で約6割、市では約7割を占めています。
●DVと児童虐待
DV(ドメスティックバイオレンス)とは、配偶者や恋人などパートナーから振るわれる暴力のことです。
DVが起きている家庭では、子どもにも同時に暴力が振るわれることがあります。
また、DVの被害者は、加害者への恐怖心から、パートナーによる子どもへの暴力を制止することができない場合があります。
子どもの前で起こる家族の暴力は、心理的虐待に当たります。
子どもに大きなストレスがかかり、発達に深刻な影響を与えます。
また、日常的に暴力を見て育った子どもは、困ったときに暴力で問題を解決しようとしたり、さらなる暴力を恐れて暴力を受け入れるようになったりします。
自分は大切な存在だと思う「自尊感情」が持てなくなってしまうこともあります。
DVや子どもへの虐待などについては、市の専門相談窓口にご相談ください。
記事に関する問い合わせは、こども家庭課(【電話】092-711-4238【FAX】092-733-5534)へ。
●市の専門相談窓口
▽子どもに関する相談
市こども総合相談センター「えがお館」
【電話】092-833-3000(24時間)
▽配偶者・パートナーからの暴力(DV)相談
市配偶者暴力相談支援センター
【電話】092-711-7030(平日午前10時~午後5時。火曜日は8時まで)
※相談は全て無料です。いずれも年末年始(12月29日~1月3日)は休み。
〔福岡市政だより 令和4年11月1日号〕

昨年の一斉休校から1年がたちました。
目まぐるしく変化する環境の中で、子どもたちは自分なりに少しずつ適応しながら、前に進んでいます。
未来を担う子どもたちのために、私たち大人にできることを考えます。
◆いつでも相談してください
市こども総合相談センター・えがお館は、20歳までの子どもや保護者を対象に、子どもに関わるさまざまな相談に応じています。
子どもの発達に関わることや生育状況、家庭内暴力や虐待の心配、不登校やいじめ等の学校生活のことなど、24時間体制で相談を受け付け、それぞれの状況に応じた支援を行っています。
▽えがお館で心理相談を担当する半田淳子係長(51)に話を聞きました。
子どもたちは、私たち大人が思っている以上に、自分なりに考え、状況を理解しようとしています。
子ども扱いせずに、年齢に応じた適切な説明をしてあげましょう。
「分からない」ことから不安になり、お腹が痛い、頭が痛い、眠れないなどの身体的な症状が現れたり、うまく表現できずにわがままになったり、落ち着きがなくなったりします。
まず、ゆっくり話を聴いてあげてください。
子どもは「聴いてもらえた、分かってもらえた」と安心し、気持ちが安定します。
家庭内でルールを決めるときも、子どもがどうしたいのかを聴き、一緒に考えてあげると、納得してルールを守ることができるようになります。
慌ただしい日々の中でも、子どもが状況を正しく知り自分の気持ちを表現できるよう、大人がサポートしていくことが大切です。
▽えがお館で長年相談に応じている石橋芳子さん(63)の話
まず最初に、「よく電話を掛けてくれましたね」と声を掛けます。
「一人で悩まずに相談してくれてありがとう」という思いからです。
コロナ禍で自宅で過ごす時間が増え、「友だちとSNSでもめた」という子どもからの相談のほか、「動画を見続ける」「ゲーム依存ではないか」という保護者からの相談も増えました。
里帰り出産ができず、頼れる人がいなくて不安という妊婦さんもいます。
じっくり話を聴き、相談者自身が解決に向けて考えていけるよう寄り添います。
背景はさまざまですので、相談者のニーズに合わせて、どのような支援につなげられるかを模索します。
子どもたちも保護者も、みんな頑張っています。
今を乗り切るために、子育て家庭を孤立させないことが大切です。
社会全体で子どもを育てていきましょう。
市こども総合相談センター えがお館
場所:中央区地行浜二丁目
・相談電話【電話】833-3000(24時間)
・女の子専用電話【電話】833-3001(午前9時~午後5時)
※虐待については、児童相談所全国共通ダイヤル【電話】189(いちはやく)でも受け付け。
里親制度や引きこもりなどについての相談にも応じます。詳細はホームページ(「えがお館」で検索)に掲載しています
〔福岡市政だより 令和3年3月15日号〕 

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