Job:製菓技術者
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2012年3月20日 (火) 14:22時点における版
製菓技術者
〔2003年原本〕
製菓技術者は洋菓子(ケーキ)と和菓子の製造技術者に大別されます。
製菓メーカーでの製菓製造工とケーキ店(和菓子店)で製造・販売の2つの型があります。洋菓子製造のばあいは、コンフィクショナーとかケーキデコレーター、最近ではフランス風にパティシェというよび方が多いようです。
洋菓子、和菓子の作り方は別々のものですが、材料を仕入れ(材料選び)、砂糖や調味料の混ぜ合わせ、生地(きじ)づくり、形づくり、焼いたり蒸したりの熱加工、飾りつけなどの仕上げをしてつくっていく過程は大筋同じです。和菓子の一種の葛餅(くず)のように加熱しない生(なま)菓子、米でつくる餅や団子、和洋折衷(せっちゅう)の菓子など材料やつくり方は各種。
製菓工場では、多品種・大量生産ですから、機械化がすすみ、仕上げではベルトコンベアで運ばれるライン作業もあります。独立開業のケーキ店・和菓子店では全工程を1人ないし数人で受けもつ職人型の仕事になります。
製菓技術者になるには、製菓メーカーや菓子店に入り、研修を受け、修業をする方法、専門学校などで技術を習い仕事につく方法があります。和菓子では、技術伝達が職人の修業型が多いようです。
厚生労働省の実施する製菓衛生師(食品衛生責任者になることが多い)と、製菓子製造技能者(洋菓子と和菓子に分かれる)があり、ともに実務経験を経た人が受験して得る資格です。
〔給〕は〔並〕。
〔参考〕全日本菓子協会
〒105-0004 東京都港区新橋6-9-5
全国ビスケット会館
TEL03-3431-3115
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