新座市家庭児童相談室
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私たち一人ひとりが児童虐待問題の理解を深め、子どもたちが健やかに育つ、児童虐待のない社会を実現していきましょう。<br> | 私たち一人ひとりが児童虐待問題の理解を深め、子どもたちが健やかに育つ、児童虐待のない社会を実現していきましょう。<br> | ||
◇児童虐待って?<br> | ◇児童虐待って?<br> | ||
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〔広報にいざ 令和4年11月号〕<br> | 〔広報にいざ 令和4年11月号〕<br> | ||
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2023年3月12日 (日) 09:32時点における版
新座市家庭児童相談室
種類・内容 | 家庭児童相談室 |
---|---|
所在地 | 〒 埼玉県新座市 |
連絡先 | 【電話】048-477-2865 |
子どもたちの未来を守るために
私たち一人ひとりが児童虐待問題の理解を深め、子どもたちが健やかに育つ、児童虐待のない社会を実現していきましょう。
◇児童虐待って?
児童虐待と聞いて、多くの方が子どもを叩くなどの「暴力」をイメージするのではないでしょうか。
暴力を加えるだけでなく、子どもを放置したり、心を傷つける言葉や行為なども児童虐待です。
◆令和3年度市内の虐待対応件数の内訳
〔1〕心理的虐待 116件
言葉による脅し、無視する、きょうだい間での差別的扱い、子どもの前で家族に暴力をふるうなど
〔2〕身体的虐待 51件
殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、首を絞める、やけどを負わせる、縄などで部屋に拘束するなど
〔3〕ネグレクト(育児放棄) 25件
家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かないなど
〔4〕性的虐待 1件
子どもへの性的行為、性的行為を見せる、ポルノグラフティの被写体にするなど
◆体罰によらない子育てを
◇しつけと体罰
しつけとは…子どもの人格や才能などを伸ばし、自立した生活を送れるように、子どもをサポートして社会性を育むものです。
体罰とは…子どもの身体に、苦痛や不快感を意図的にもたらすものです。
たとえ「しつけ」のためだと親が思っても、どんなに軽くても体罰です。
《体罰の例》
・言うことを聞かないので、罰としてお尻をたたいた
・いたずらをしたので、長時間正座をさせた
・宿題をしなかったので、晩ごはんを与えなかった
◇なぜ体罰がよくないのか
体罰が子どもの成長・発達に悪影響を与えることが、科学的に明らかになっています。
体罰などが繰り返されると、子どもの心身に様々な悪影響が生じる可能性があります。
《影響の例》
落ち着いて話を聞けない
約束を守れない
我慢ができない
集団行動ができない
◇子どもとの接し方のポイント
〔point1〕子どもの気持ちや考えに耳を傾けましょう
気持ちを受け取ってもらえたという体験によって、子どもは気持ちが落ち着いたり、大切にされていると感じたりします。
〔point2〕言うことを聞かない理由を考えてみましょう
保護者の気を引きたい、言われていることが理解できない、体調が悪いなど、様々な理由があります。
「イヤだ」というのは、子どもの気持ちです。
こうした感情を持つこと自体はいけないことではありません。
〔point3〕子どもに応じたケアを考えていきましょう
子どもの年齢や成長・発達によって、できること、できないことに差があります。
子どもにとって難しい要求になっていないか、考えてみましょう。
〔point4〕身の回りの環境を整えてみましょう
危ないものに触れないように見えない所にしまう、子どもが自分で片づけができるように場所を決めてあげるなど、叱らないでよい環境づくりをしましょう。
〔point5〕注意の方向を変えてみましょう
子どもはすぐに気持ちを切り替えることが難しい場合があります。
待つことで気持ちや行動に変化があるかもしれません。
また、家から出て散歩をするなど、場面を切り替えることも効果的です。
〔point6〕肯定文で分かりやすく伝えてみましょう
穏やかに落ち着いた声で「ここでは歩いてね」など、具体的に、穏やかに伝えることで伝わりやすくなります。
〔point7〕良いこと、できていることを具体的に褒めましょう
良い態度や行動を褒めることは、子どもにとって嬉しいだけでなく、自己肯定感を育むことにもなります。
結果だけでなく、頑張りを認めることも大切です。
体罰などにより一時的に子どもが落ち着いたように見えても、それは根本的な解決ではありません。
子どもの立場で考え、子どもとの関わり方を工夫して、体罰によらない解決をしましょう。
◆オレンジリボン運動
オレンジ色は、子どもたちの明るい未来を表しています。
子育てを暖かく見守り、子どもへの虐待を防止するオレンジリボン運動で、子どもが笑顔で暮らせるまちをつくっていきましょう。
●子育ての相談
・保健センター(【電話】048-481-2211)
・家庭児童相談室(【電話】048-477-2865)
●虐待かなと思ったら
迷わず相談してください。相談者が特定されないように秘密は厳守します。
・児童相談所全国共通ダイヤル(【電話】189(いちはやく))
・埼玉県虐待通報ダイヤル(【電話】#7171)
・所沢児童相談所(【電話】04-2992-4152)
・こども支援課(【電話】048-424-9161)
・新座警察署(【電話】048-482-0110)
問合せ:こども支援課
【電話】048-424-9161
〔広報にいざ 令和4年11月号〕