お答え:心を元気にするのを優先したいー赤沼侃史
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+ | 友達を同年代の人に、同じ通信高校の人に作る必要はないです。<br> | ||
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+ | 多くの人間関係を学べます。<br> | ||
+ | 子どもの特技を利用して学校以外のサークルに属することが可能ですから、その中の年長の人や幼い子どもたちと友達関係を作ることを勧めます。<br> | ||
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2023年2月8日 (水) 14:01時点における最新版
心を元気にするのを優先したい―赤沼侃史
〔質問008〕通信制高校での友達のつくり方
通信制高校での友達のつくり方はどうしていますか。
〔お答え008〕心を元気にするのを優先したい
子どもが通信高校を第一選択する場合は、中学時代に不登校になっている子どもです。
高校を退学して通信高校に来る子どももいますが、どちらの子どもも学校に反応するトラウマを持っていることでは同じです。
通信高校に属しているというだけで多くの子どもはつらくて、通信高校に属していることで精一杯な子どもが多いです。
ですから友達を作る心の余裕がない子どもが多いです。
もちろん友達を作れる子どももいますが、友達関係を維持するのに難しさがあります。
友達を作ることの意味を、友達関係から社会性を学ぶと、多くの人は主張しますが、それは心が元気な人の話です。
心に余裕がある人の話です。
自分を維持するので精一杯の子ども、通信高校の生活を維持するので精一杯の子どもには、無理をして友達を作っても長続きしませんし、時にはいじめの関係になる場合もあります。
友達を同年代の人に、同じ通信高校の人に作る必要はないです。
友達を作るより、自分の世界に没頭して、まず自分の心を元気にする方が優先されます。
自分の心を元気にすると友達を作ることが可能になってきます。
また、学校に反応するトラウマを持っている子どもでも、年長の人や幼い子どもには、トラウマのない子どものようにつきあえる場合が多いです。
多くの人間関係を学べます。
子どもの特技を利用して学校以外のサークルに属することが可能ですから、その中の年長の人や幼い子どもたちと友達関係を作ることを勧めます。
回答者と所属団体
赤沼侃史・子どもの心研究所(登校拒否研究室)
「通信制高校での友達のつくり方」に答えるページ
お答え:心を元気にするのを優先したいー赤沼侃史
お答え:スクーリングや特別活動を生かすー伊藤英明