広川町ボランティア活動センター「よかよか」
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2022年9月18日 (日) 14:13時点における最新版
広川町ボランティア活動センター「よかよか」
種類・内容 | |
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所在地 | 〒 福岡県広川町 |
運営者・代表 | |
連絡先 | 【電話】0943・32・7073 【FAX】0943・32・7074 |
ボランティア活動センター よかよかだより
公民館をみんなの居場所に
綾戸:平成27年当時、子ども食堂が全国的に注目され、広がりをみせていました。
「久泉でも実現できないか」とまちづくり委員会の中で声があがったことが「久泉ふれあいのひろば」を始めたきっかけです。
以前から、老若男女、みんなが集まる居場所として公民館を活用できないかと話し合いを進めていたこともあり、誰でも参加できる多世代交流を目的として「久泉ふれあいのひろば」を立ち上げることになりました。
地域の子どもと大人が、ふれあいを通して互いに成長していける居場所にしようと「食事支援」と「学習支援」を取り組みの柱とし、約1年間の準備期間を経て、地域の公民館を拠点に平成29年4月、取り組みを開始しました。
■取り組みから広がるつながり
馬場:「久泉ふれあいのひろば」は、さまざまな特技をもつ地域のボランティアが運営しています。
食事支援で使う食材は、フードバンク団体や地元企業・事業所などから寄付を頂き、多くの人や団体からの協力により安定して取り組むことができています。
綾戸:学校、企業、地域。思いを伝えながら、自分たちがつながりを意識することで、活動の幅が広がっていくように感じます。
■互いが学び、認め合う場
緒方:この活動を通して「人は、受け入れられ、安心して居られる場所があれば、自分で育っていくものなんだ」ということを実感しました。
初めは、場の雰囲気に馴染めず、会場にもなかなか入れなかった子どもが、ちょっとしたお手伝いをきっかけに、徐々に輪に溶け込むようになり、今では小さい子どもたちの面倒を見てくれるまでになりました。子ども一人ひとりの成長を肌で感じることができ、やりがいを感じています。
馬場:国際理解を深めるイベント学習の中で、外国の暮らしについてみんなで学ぶ機会がありました。
世界に目を向けると、食べたくても食べられない子どもがたくさんいることを知り、自分たちに何ができるのか、フードロスや地球環境を考えるきっかけにもなりました。
緒方:「何かに失敗しても、新しい方法を試したらいい」「苦しいときは逃げてもいい」ということを、子どもたちとの対話を通して伝えていきたいです。
ここでのいろいろな人との出会いが、子どもたちにとっても、大人にとっても「生きる力」として残っていくといいなと思っています。
■居場所づくりのいま
地域のつながりの希薄化、社会的に孤立した暮らしが浮き彫りになる中で、さまざまな形で「居場所づくり」が行われるようになりました。
「居場所づくり」は、拠点としての意味合いもありますが、人と人とがつながり、互いの存在や考え方を尊重し認め合う「社会(地域)づくり」につながる活動ともいえるのではないでしょうか。
問合せ:ボランティア活動センター「よかよか」
はなやぎの里2階・平日8時30分~17時15分
【電話】0943・32・7073
【FAX】0943・32・7074
〔福岡県 令和4年2月1日号〕