人権啓発ビデオ「カンパニュラの夢」
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文化会館は、昭和53年に設立され、同和問題解決のための地域の拠点施設としてスタートしました。<br> | 文化会館は、昭和53年に設立され、同和問題解決のための地域の拠点施設としてスタートしました。<br> | ||
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〔広報しんおんせん 令和4年5月号〕<br> | 〔広報しんおんせん 令和4年5月号〕<br> | ||
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2022年5月30日 (月) 19:28時点における最新版
人権啓発ビデオ「カンパニュラの夢」
種類・内容 | |
---|---|
所在地 | 〒 兵庫県新温泉町 |
TEL・FAX |
新温泉町文化会館の役割
文化会館は、昭和53年に設立され、同和問題解決のための地域の拠点施設としてスタートしました。
現在では、同和問題をはじめとする様々な人権課題の解決を目指し、人権啓発活動や人権学習会、住民交流会などに取り組んでいます。
町民一人一人が、お互いの人権を尊重することが普通にできるまちづくりを目指しています
『令和4年度文化会館教養教室講座開講式』
文化会館の教室講座は公民館講座とは目的が異なります。
公民館講座は、公民館という社会教育機関において、教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興と社会福祉の増進に寄与することを目的としています。
一方、文化会館講座は、人権啓発のための住民交流の拠点としての文化会館において、各種講座を通して人権課題の解決に資することを目的としています。
開講式では文化会館教室講座の意義を確認した後、「超高齢化社会とひきこもり(8050問題)」をテーマにした人権啓発ビデオ「カンパニュラの夢」を視聴し人権学習を実施しました。
その後、本年度の教室毎に実施計画を協議し、年間のスケジュールを策定しました。
▽啓発ビデオの内容
近年、「80代」の高齢の親が「50代」のひきこもりが長期化した子を支えている家庭が増加しています。
「8050問題」とは、こうした家庭が地域社会との接点を失い、親子共々生活が困窮するなどの課題を抱え、将来への展望が見いだせない超高齢化社会における新たな社会問題です。
この作品は、二つの家族の視点で進行します。主人公の岸本麻帆はあることをきっかけに「ひきこもり」は誰にでも起こり得ることだと気が付きます。
一方、20年以上ひきこもり状態にある谷口誠一とその両親は、問題が長期化する中で解決の糸口すら見いだせないまま苦悩しています。
麻帆は谷口家の抱える問題に寄り添い解決策を求め行動を起こしていきます。
急速に高齢化が進む今、8050問題は誰にでも起こり得ることと認識し、地域の人々が引きこもりなどの悩みを共有し偏見をなくすとともに、互いに助け合うことで地域共生社会の実現をめざすことが大切であることを私たちに示唆してくれました。
問合せ:新温泉町文化会館【電話】82-3328
〔広報しんおんせん 令和4年5月号〕