Center:A施設に入りたい人の要請
(版間での差分)
20行: | 20行: | ||
〔2010年3月〕<br> | 〔2010年3月〕<br> | ||
[[Category:相談Q&A:30代の男子|012]] | [[Category:相談Q&A:30代の男子|012]] | ||
− | |||
* | * |
2011年12月30日 (金) 17:11時点における版
A施設に入りたい人の要請
〔質問〕
A宿泊施設に入りたいので、そこを調べてもらえませんか。
当事者らしい男性Tさんから連絡を受けました。
これへの答えと考察です。
〔お答え&考察〕
(1)Tさん自身で、A宿泊施設に連絡をして聞いてください。
A宿泊施設に関することは、不登校情報センターのウェブサイトにも載っています。
その程度の関係はありますが、こちらからTさんの入室を勧める理由がわかりません。
Tさんにとってそれがよいと思える理由、A施設がどのような体制でどういう人に対処しているのかが不明です。
いいかえると両方の事情・事態がわからないなかで問合せをしても要領を得ないことが明白だからです。
(2)Tさんは自分で問い合わせるのに不安があるのだと思います。
それはどういう背景、Tさんはどんな状態なのか、または家族の関係も考えなくてはなりませんが、それらが少しもわかりません。
そこからTさんの不安がどのようなものかを推察していけるのですが、それがわからず推察する域を越えません。
たとえば、家族内での孤立、追い込まれた状態、精神的な障害の有無または対人恐怖、
社会体験の極端な不足などを思い浮かべますが何もわからないのです。
(3)TさんがA施設に直接に問い合わせるだけでその状態の一端ははっきりします。
Tさんにそれをいくらかでも了解できる程度かどうかはわかりませんが、そこから始まる気がします。
〔2010年3月〕
*