あの頃のこと③
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この通信を読んでくださって親の会に参加なさっていたころのことを思い出してのお手紙でした。<br> | この通信を読んでくださって親の会に参加なさっていたころのことを思い出してのお手紙でした。<br> |
2022年4月21日 (木) 08:45時点における版
あの頃のこと③ セシオネット親の会
先日以前親の会に参加されていた親御さんからお手紙をいただきました。
この通信を読んでくださって親の会に参加なさっていたころのことを思い出してのお手紙でした。
現在は地方で働いているという息子さんの不登校を心配してご参加のころを私も思い出し、当時のブログを読み返してみました。
いろいろなお顔が浮かびました。
そのうちのある会のブログをここにあげてみます。
あのころは先の見えない毎日でさぞ不安だったことでしょう。
そんなときも先輩のお母様たちの経験をきいて元気になったり、現状報告をすることによって「一人ではないんだ。」という思いと元気を持ち帰って次の回までの一か月を過ごす。
そうやって超えてこられた方もいらっしゃいました。
コロナで今はなかなか人が集まる状況ではないですが、また親の会で元気の素をもらって帰っていくお親御さんの笑顔を見たいものです。
―当時のブログを抜粋してみます―
☆ 勝負の夏!も乗り越えて、
目標に向かって邁進している彼にも
最近変化の兆しが・・・
自分よりもっと大変な状況の人、
頑張っている人
そういう人たちの「生き方が勉強になる」とか。
自身のことでいっぱいいっぱいだったのが
心に少し余裕が生まれてきたのか??
☆ チャレンジスクールで高校生活を送る彼、
中学時代お母さまは
「いつになったら学校へ行くのだろう。」
と焦る気持ちの中で
フッと
「このまま彼がずっと家にいてもいいじゃない。」
と焦りを手放した。
今思い返すと
それ以降徐々に息子も動き出したとか。
☆ やはりつらい不登校の後
チャレンジスクールで
生き生きと高校生活を楽しんでいる彼女、
今思うとずっと学校に行けない理由を言っていた。
ところが自分も含め周囲が
「そんなこと・・・」と取り上げなかった。
「だから娘は泣くしかなかったんだ。」
としみじみと思い返しているお母さまに親としての成長を感じます。
☆ 高校時代から苦しかった彼、
大学で糸が切れて立ち止まってしまった。
しかし、サポートステーションに通い、アルバイトをし、そして今年から大学復帰
自称「対人恐怖症」の彼も、この経験を自信にして
着実に進んでいるようです。
☆ 大学の前期の成績を
親の前で恐々と広げた彼、なんと成績優秀、
一つも落としていなかった!
親子で喜び合ったとか。
苦しい不登校を通り越し
ぎりぎりでここまできた彼だからこそ
今、単位に対する意識も違い、また、一緒に越してきたからこそ
戦友のように親子で喜び合えるのではないでしょうか。
☆ 二学期が始まった途端に
また台所に立ったり部屋を片付けたりしだした彼、
先日は久々に家族でボーリングを楽しんできたとか。
ゆっくりですが彼なりのペースでの復活を感じます。
いまから今から10年前、2012年9月のブログから抜粋してみました。