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− | '''児童虐待 管内の児相相談件数、姫路市最多の465件「面前DV」通告が急増 全体では596件増加傾向 昨年度/兵庫'''<br>
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− | 中播磨と西播磨地域の5市6町を管轄する児童相談所「県姫路こども家庭センター」が、2016年度の相談受付件数をまとめ、初めて公表した。<br>
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− | 児童虐待は管内で596件(前年度比87件増)と増加傾向にあり、児童人口の65・8%を占める姫路市が465件(78%)で最多だった。<br>
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− | 同センターは、管内の市民らに状況を知ってもらい、積極的に相談をもちかけてもらう目的で公表した。<br>
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− | 児童虐待の596件のうち心理的虐待が362件(60・7%)。<br>
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− | 中でも、心理的虐待の一つ、子どもの目の前での家庭内暴力「面前DV」について、警察から児相への通告が増えているという。<br>
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− | 同センターの花水正夫副所長は「面前DVが虐待になるという認識が広まっている」と分析する。<br>
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− | 育児を放棄する「ネグレクト」が114件、身体的虐待が112件で続く。<br>
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− | 相談経路は、「近隣・知人」からの相談件数が146件(24・5%)に上り、同センターは「児童虐待に対する地域住民の意識が高まっている」とみる。<br>
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− | 虐待をするのは実母が全体の55・2%となる329件で最多。<br>
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− | 虐待を受けるのは就学前の児童が259件で43・5%を占めた。<br>
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− | 同センターは「(虐待の防止のためには)周囲の人からの通報が大切。確証が無く『違うかも知れない』と思っても、泣き声や大声が聞こえるなど、ささいな気づきがあれば通報してほしい。<br>
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− | また、育児がしんどいと思った人は一人で抱え込まず、市町の相談窓口に相談してほしい」と呼びかけている。<br>
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− | 〔◆平成29(2017)年6月8日 毎日新聞 播磨・姫路版〕 <br>
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