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− | '''「カレッジ郡山」2日開所 福島県内初の「福祉型専攻科」施設'''<br>
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− | 知的障害や発達障害のある若者が特別支援学校高等部卒業後に引き続き学べる民間施設「カレッジ郡山」が2日、福島県郡山市緑町に開所する。<br>
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− | 障害者総合支援法の制度を利用した「福祉型専攻科」と呼ばれる施設で、県内では初の開所となる。<br>
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− | 施設は、特別支援学校高等部卒業後、就職する前に時間をかけて学べる環境を提供するのが目的。<br>
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− | 知的障害者の保護者らでつくる「郡山の福祉型専攻科をつくる会」からの働き掛けを受け、障害児支援に携わるNPO法人「真・善・美」(郡山市)が開設・運営する。<br>
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− | 全国障害者問題研究会によると、福祉型専攻科の施設は全国で設立が相次いでいるという。<br>
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− | 2年制で、絵画や書道、手紙の書き方、ダンス、電話の受け答え、銀行口座の作り方、炊事、洗濯など多様な教育内容を想定。<br>
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− | 障害者総合支援法に基づき自立訓練事業を行う障害者福祉サービス事業所として、国や市から給付金が出るため、入学金や学費は必要ない。<br>
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− | 定員20人で、当初は県内の14人が通所で利用する。<br>
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− | ダウン症の障害がある郡山市の酒井拓真さん(18)は今月下旬に市内のあぶくま支援学校高等部を卒業し、開所と同時に施設を利用する。<br>
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− | 「社会に出るために、いろいろなことを経験して自信をつけたい」と開所を心待ちにしている。<br>
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− | NPO法人「真・善・美」の田中修司理事長(71)は「利用者が親元を離れても自立した生活を送れるようサポートしていく。学びの場を提供し、主体的に社会に出て行ける人間を育てたい」と話している。<br>
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− | 〔2018/3/31(土)福島民報〕 <br>
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