ポッケの家
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'''商大生が子ども食堂 14日から週1 遊び、学習支援も'''<br> | '''商大生が子ども食堂 14日から週1 遊び、学習支援も'''<br> |
2021年7月11日 (日) 07:47時点における版
ポッケの家
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新聞記事 |
商大生が子ども食堂 14日から週1 遊び、学習支援も
食事時に1人になりがちな子どもに料理や居場所を提供する「たるっこ食堂」が14日、小樽市緑1の民家「ポッケの家」にオープンする。
小樽商大の学生が中心となって毎週火曜限定で運営する。
同大2年の白戸敬登さん(20)は「企業や個人にも協力を呼び掛け、支援の輪を広げたい」と話している。
食堂開設は、同大の「商大生が小樽の活性化について本気で考えるプロジェクト」(マジプロ)を履修した学生が昨年6月に1日限定で子ども食堂を市内で開いたことがきっかけ。
賞味期限が近いことなどで廃棄される食品を、支援が必要な人へ届けるフードバンク活動に取り組む同大1~3年の5人の学生が中心となり、継続的に孤食や貧困問題に取り組もうと企画した。
たるっこ食堂は午後3時~7時に開放し、学生や地域のボランティアが料理を作って提供するほか、おもちゃで遊んだり、学習支援を行ったりするなど、社会性や協調性などを学べる場所にする。
食事は大学生以上が1食500円、高校生以下が無料。
食材は企業に余った食品などを提供してもらうほか、個人にも運営資金の支援などを呼びかける考えだ。
運営は主に白戸さんら学生5人でつくる団体「クリーム」が担うが、調理師免許を持っていたり福祉施設などでボランティアとして働く20~80代の8人もスタッフとして運営を手伝う。
民家を管理する前小樽市保健所長の秋野恵美子さん(65)も運営スタッフとして支援する。
昨年、商大生と子ども食堂を運営した市生活サポートセンター「たるさぽ」の菊地英人主査は「地域で子どもを育てるという意識がまち全体に広がるきっかけになれば」と話している。
参加申し込みや問い合わせはクリームのホームページ(http://cream.naka4.com/)から。
〔◆平成29(2017)年2月4日 北海道新聞 朝刊地方〕