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− | '''社会に踏みだす第一歩に 四日市に就労訓練カフェ 来月5日オープン'''<br>
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− | 【三重県】ひきこもりやニートの人たちが働きながら就職を目指すカフェ「スプラウト」が九月五日、四日市市諏訪栄町の商店街にオープンする。<br>
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− | 三カ月単位で二十五人を受け入れ、接客の仕方やコミュニケーションの取り方を学ぶ。<br>
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− | 先着順で参加を受け付けている。<br>
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− | 対象は長期離職者や精神疾患者をはじめ就労困難者らで、年齢は原則十五~三十九歳。<br>
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− | 女性スタッフ二人の指導を受け、飲み物や軽食の用意や調理、接客を担当する。<br>
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− | 営業は火-土曜の午前九時~午後六時で、週に一~五日、一日当たり三~八時間働く。<br>
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− | 交通費は支給され、時給は二百円。<br>
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− | スタッフは「人とのつながりを感じ、社会に踏みだす第一歩にしてほしい」と呼び掛ける。<br>
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− | 場所は三重興農社ビルの一階の五十平方メートル。カウンター八席、テーブル九席を設ける。<br>
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− | 店名のスプラウトは英語で発芽を意味する。「就労困難者を社会に芽吹かせたい」との願いが込められている。<br>
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− | 運営するのはNPO法人「市民社会研究所」(萱生町)。<br>
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− | 市内の大学教授やコンビナート企業OBら二十人でつくる。<br>
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− | 二〇〇四年に組織され、若者の就職相談に乗る「サポートステーション」(諏訪栄町)を開いている。<br>
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− | オープンを前に、運営スタッフによる会議が市内であった。<br>
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− | 二月までに二期に分けて五十人を受け入れ、三十人を就労につなげる目標を確認した。<br>
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− | 松井真理子代表理事は「生活保護受給者やうつ病患者が増えている。働けない人の増加は社会にとっての損失。人は働くことで生き生きできる。就労困難者に自信を付けてもらいたい」と話す。<br>
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− | (問)市民社会研究所=059(363)3539<br>
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− | 〔◆平成29(2017)年8月11日 中日新聞 朝刊北勢版〕 <br>
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