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− | '''不登校の子、集える場に 「地球子屋」熊本市の子飼商店街で再開'''<br>
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− | 3年ぶりに拠点を再開したフリースクール地球子屋の前に立つ加藤千尋代表=熊本市中央区<br>
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− | 不登校の子どもの居場所づくりに長年取り組むNPO法人「フリースクール地球子屋[てらこや]」が、熊本市中央区の子飼商店街に、3年ぶりに拠点を開設。<br>
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− | 加藤千尋代表(46)=同市=は「子どもたちに、いつでも寄り添える場所でありたい」と決意を新たにしている。<br>
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− | 地球子屋は1996年、不登校の子どもの保護者が中心となって発足。<br>
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− | 学校教育の枠にとらわれず、料理やボードゲームなどの体験活動や学習の機会を提供。<br>
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− | 不安や悩みを語り合う「親の会」を開くなど、家族の支援にも取り組んできた。<br>
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− | 同区水前寺公園のビルが拠点だったが、2016年4月の熊本地震などで、子どもの利用が見込めなくなったことから閉鎖。<br>
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− | 地域の体育館を借りて、スポーツを通して被災した不登校の子どもたちの心のケアに当たってきた。<br>
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− | 被災から3年が経過し、心身の不調を訴える子どもの増加が懸念されるため、再開を模索。地球子屋の活動に参加している子どもの保護者の厚意で、4月から自然食品の店舗兼住宅の一角を借りて再開にこぎ着けた。現在12人が通っている。<br>
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− | 多目的室や学習室、カウンセリングに使える少人数スペースなどを備える。<br>
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− | 5月26日に開いた再開記念講演会では、不登校経験のある同市の男性(22)が「誰かが一緒にいてくれたことで前向きになれた」と地球子屋の重要性を語った。<br>
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− | 加藤代表は「商店街の人たちと交流して、地域の活性化にもつなげたい」と意気込んでいる。<br>
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− | 加藤代表TEL080(4286)2999。(臼杵大介)<br>
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− | 〔2019年6/4(火) 熊本日日新聞〕 <br>
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