Center:2011年2月ー体験者の参加の仕方を考え中
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− | 〔『ひきコミ』第87号=2011年2月号に掲載〕<br> | + | 〔『ひきコミ』第87号=2011年2月号に掲載〕 <br> |
− | + | 「30代の引きこもりの支援方法」による取り組みを始めるために、これまでつながりのあった人たちにアンケート型の回答用紙をつけて参加を呼びかけました。<br> | |
− | + | すぐに参加する趣旨の回答は数人ですが、参加の条件や問い合わせは十人以上からありました。<br> | |
+ | この種のものとしては画期的なものと思います。<br> | ||
+ | 参加するにしてもいろいろな個別条件があり、それに沿い、それを生かしながら実現方法を考えることになります。<br> | ||
+ | またその個別の条件に沿うことで新しく広がることもありそうです。<br> | ||
+ | まだ全体状況をまとめる時期ではありませんので、いままでの回答例から可能性を列記してみます。<br> | ||
− | + | (1)創作系の取り組みにはエッセイや詩作品などの文芸作品系と手芸作品等の物制作系の2種類があります。<br> | |
− | + | 文芸作品系の人は自分でホームページ(ブログ)を立ち上げようとする人とホームページ制作を委託したい人に分かれそうです。<br> | |
+ | エッセイとして自分とつながる社会問題をテーマにしようとする人もいま す。<br> | ||
+ | 詩集を自作で発行し、その後も詩作をつづけている人にはこの提案をしました。<br> | ||
+ | すぐに返事が来ましたので、実現できそうです。<br> | ||
− | (2) | + | (2) 文芸系とはいえませんが、回答者には手紙や文章を書くのに抵抗感のない人が少なからずいるという印象をもちました。<br> |
+ | 特定の誰か――恩師に当たる人や尊敬す る人、思い出の人――に手紙を書いていくのはどうでしょうか。<br> | ||
+ | また私(松田武己)宛に手紙などを書き始めて、そこから何らかのテーマらしいものや共通の雰 囲気があればスタートを切る方法ができるかもしれません。<br> | ||
+ | さらには公開日記という方法もありそうです。<br> | ||
+ | これらを提案にしますので考えてみてくださ い。<br> | ||
− | (3)『ひきコミ』連載をホームページ(ブログ)に立ち上げようとするのはこの(1)とほ | + | (3)『ひきコミ』連載をホームページ(ブログ)に立ち上げようとするのはこの(1)とほ ぼ同趣旨になります。<br> |
+ | また既に詩集やエッセイ集を出している人(出版社からでも自作品でもOK)も、それに続く作品をホームページに立ち上げ、その作品集 を販売可能な形で掲載すればいいでしょう。<br> | ||
(3-2)この文章の中のどれかの方法により新しく『ひきコミ』の連載者(またはときどき連載者)が出てくるのを歓迎します。<br> | (3-2)この文章の中のどれかの方法により新しく『ひきコミ』の連載者(またはときどき連載者)が出てくるのを歓迎します。<br> | ||
− | + | (4)物(もの)作品創作系の人に自分でホームページを立ち上げようという人はまだいません。<br> | |
+ | 代わりにホームページ制作者に委託する人は出そうです。<br> | ||
+ | 作品の写真等を簡単なコメントと一緒に送ってもらいホームページにする方法が考えられます。<br> | ||
− | + | (5)遠方の在住者で不登校情報センターに通所できない人からも返事をもらいました。<br> | |
+ | 文芸系創作の人、物づくり系創作の人の両方がいますが、ある種の困難があります。<br> | ||
+ | この列記した方法のかかわり方をヒントに自分なりにできることを考え、提案してください。<br> | ||
− | + | (6)不登校の経験者でカウンセラー希望の人が来ました。<br> | |
− | + | 自分でブログページをつくっていて、結論的には書き慣れたタイプのブログで不登校関連を別につくることにしました。<br> | |
+ | そのブログ名を〔futoko.co.jp〕内に置き、リンクでつなぐ方式にします。<br> | ||
+ | カウンセリングをする場所として不登校情報センターを利用する、などの協力関係をつくることになりそうです。<br> | ||
+ | 体験者で既にホームページやブログをつくっている人にはこのリンクの形を提案いたします。<br> | ||
+ | ドメイン〔futoko.co.jp〕内にホームページやブログをつくると広告収入の配分が考えられます(方式は検討中)。<br> | ||
− | + | (7)摂食障害の人がいます。<br> | |
+ | 同種の体験をする人の聞き役をしたいと考えています。<br> | ||
+ | 自分のブログページを〔futoko.co.jp〕内につくり、そこに自分の体験を書きながら同種の体験者が話しに来られる時間帯を定期的に設けていくことにしました。<br> | ||
− | + | (8)ブログページづくり、Wikiページづくり、および初級ワード教室などのミニパソコン教室を公式・非公式に頻繁に開き、ブログ・Wikiのホームページづくりの交流をしていきます。<br> | |
− | + | ある時期がくればここで広告設定の交流もします。<br> | |
+ | 初級パソコン教室的なことには今年になり2人が参加し、累計3名になりました。<br> | ||
+ | 時間帯などの関係でいずれも1人づつが習うことになっています。<br> | ||
+ | この形を広げればいいでしょう。<br> | ||
− | (9) | + | (9) 校正――私からの提案には含まれてはいなかったのですが、新たに校正をする人も求めたいと思います。<br> |
+ | 不登校情報センターのウェブサイト上の文書、支援団体・公共機関の名称・住所などを点検し、通知をしてもらう方法でのウェブサイト制作へのかかわり方をする人です。<br> | ||
− | + | (10)H大学のゼミのグループで「高校中退と若者の貧しさ」をテーマにする学生が来ました。<br> | |
+ | 12月に集めた「不登校生への対応・中退者へのフォロー」アンケートの集約と分析をお願いするとともに、この学生チームでブログページを〔futoko.co.jp〕内につくり呼びかけていくように提案しました。<br> | ||
+ | 近くブログの設定を予定しています。<br> | ||
− | + | (11)1月28日金曜日には、ブログミニ教室を開きました。<br> | |
+ | 訪問サ ポートトカネットに続いて3つの個人ブログが、正式または仮に設定されました。<br> | ||
+ | 少しずつ増えていくものと思います。<br> | ||
+ | さしあたり20~30のブログページ群を目指していきます。<br> | ||
+ | これも不登校情報センターのウェブサイトの構成部分に入ります。<br> | ||
− | (12)現在できているブログページ(仮設を含む)です。 | + | (12)現在できているブログページ(仮設を含む)です。<br> |
− | + | ブレーンバスター、ロダンの考える人、高齢ひきこもり、身近な名所と史跡、の4つのページ。<br> | |
+ | 他の「ひきコミWEB版」(ドメイン移行による作業中)と「メンタルフレンドトカネット・ひとりごと」。<br> | ||
+ | 「不登校センター便り」は不登校情報センターの日常を、「新着・更新記事」はウェブサイトの作成状況を、別にこのサイト設定をどうにしていったのかの記録もあります。<br> | ||
+ | 体験者のブログ設定と運営を求めています。<br> | ||
− | + | 5月には、第5回「片隅にいる私たちの想造展」も予定しています。<br> | |
[[Category:不登校情報センター・五十田猛・論文とエッセイ|2011年02月]] | [[Category:不登校情報センター・五十田猛・論文とエッセイ|2011年02月]] | ||
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2021年1月6日 (水) 08:27時点における最新版
体験者の参加の仕方を考え中
〔『ひきコミ』第87号=2011年2月号に掲載〕
「30代の引きこもりの支援方法」による取り組みを始めるために、これまでつながりのあった人たちにアンケート型の回答用紙をつけて参加を呼びかけました。
すぐに参加する趣旨の回答は数人ですが、参加の条件や問い合わせは十人以上からありました。
この種のものとしては画期的なものと思います。
参加するにしてもいろいろな個別条件があり、それに沿い、それを生かしながら実現方法を考えることになります。
またその個別の条件に沿うことで新しく広がることもありそうです。
まだ全体状況をまとめる時期ではありませんので、いままでの回答例から可能性を列記してみます。
(1)創作系の取り組みにはエッセイや詩作品などの文芸作品系と手芸作品等の物制作系の2種類があります。
文芸作品系の人は自分でホームページ(ブログ)を立ち上げようとする人とホームページ制作を委託したい人に分かれそうです。
エッセイとして自分とつながる社会問題をテーマにしようとする人もいま す。
詩集を自作で発行し、その後も詩作をつづけている人にはこの提案をしました。
すぐに返事が来ましたので、実現できそうです。
(2) 文芸系とはいえませんが、回答者には手紙や文章を書くのに抵抗感のない人が少なからずいるという印象をもちました。
特定の誰か――恩師に当たる人や尊敬す る人、思い出の人――に手紙を書いていくのはどうでしょうか。
また私(松田武己)宛に手紙などを書き始めて、そこから何らかのテーマらしいものや共通の雰 囲気があればスタートを切る方法ができるかもしれません。
さらには公開日記という方法もありそうです。
これらを提案にしますので考えてみてくださ い。
(3)『ひきコミ』連載をホームページ(ブログ)に立ち上げようとするのはこの(1)とほ ぼ同趣旨になります。
また既に詩集やエッセイ集を出している人(出版社からでも自作品でもOK)も、それに続く作品をホームページに立ち上げ、その作品集 を販売可能な形で掲載すればいいでしょう。
(3-2)この文章の中のどれかの方法により新しく『ひきコミ』の連載者(またはときどき連載者)が出てくるのを歓迎します。
(4)物(もの)作品創作系の人に自分でホームページを立ち上げようという人はまだいません。
代わりにホームページ制作者に委託する人は出そうです。
作品の写真等を簡単なコメントと一緒に送ってもらいホームページにする方法が考えられます。
(5)遠方の在住者で不登校情報センターに通所できない人からも返事をもらいました。
文芸系創作の人、物づくり系創作の人の両方がいますが、ある種の困難があります。
この列記した方法のかかわり方をヒントに自分なりにできることを考え、提案してください。
(6)不登校の経験者でカウンセラー希望の人が来ました。
自分でブログページをつくっていて、結論的には書き慣れたタイプのブログで不登校関連を別につくることにしました。
そのブログ名を〔futoko.co.jp〕内に置き、リンクでつなぐ方式にします。
カウンセリングをする場所として不登校情報センターを利用する、などの協力関係をつくることになりそうです。
体験者で既にホームページやブログをつくっている人にはこのリンクの形を提案いたします。
ドメイン〔futoko.co.jp〕内にホームページやブログをつくると広告収入の配分が考えられます(方式は検討中)。
(7)摂食障害の人がいます。
同種の体験をする人の聞き役をしたいと考えています。
自分のブログページを〔futoko.co.jp〕内につくり、そこに自分の体験を書きながら同種の体験者が話しに来られる時間帯を定期的に設けていくことにしました。
(8)ブログページづくり、Wikiページづくり、および初級ワード教室などのミニパソコン教室を公式・非公式に頻繁に開き、ブログ・Wikiのホームページづくりの交流をしていきます。
ある時期がくればここで広告設定の交流もします。
初級パソコン教室的なことには今年になり2人が参加し、累計3名になりました。
時間帯などの関係でいずれも1人づつが習うことになっています。
この形を広げればいいでしょう。
(9) 校正――私からの提案には含まれてはいなかったのですが、新たに校正をする人も求めたいと思います。
不登校情報センターのウェブサイト上の文書、支援団体・公共機関の名称・住所などを点検し、通知をしてもらう方法でのウェブサイト制作へのかかわり方をする人です。
(10)H大学のゼミのグループで「高校中退と若者の貧しさ」をテーマにする学生が来ました。
12月に集めた「不登校生への対応・中退者へのフォロー」アンケートの集約と分析をお願いするとともに、この学生チームでブログページを〔futoko.co.jp〕内につくり呼びかけていくように提案しました。
近くブログの設定を予定しています。
(11)1月28日金曜日には、ブログミニ教室を開きました。
訪問サ ポートトカネットに続いて3つの個人ブログが、正式または仮に設定されました。
少しずつ増えていくものと思います。
さしあたり20~30のブログページ群を目指していきます。
これも不登校情報センターのウェブサイトの構成部分に入ります。
(12)現在できているブログページ(仮設を含む)です。
ブレーンバスター、ロダンの考える人、高齢ひきこもり、身近な名所と史跡、の4つのページ。
他の「ひきコミWEB版」(ドメイン移行による作業中)と「メンタルフレンドトカネット・ひとりごと」。
「不登校センター便り」は不登校情報センターの日常を、「新着・更新記事」はウェブサイトの作成状況を、別にこのサイト設定をどうにしていったのかの記録もあります。
体験者のブログ設定と運営を求めています。
5月には、第5回「片隅にいる私たちの想造展」も予定しています。