仙台市いじめ防止条例
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■いじめ防止条例が施行<br> | ■いじめ防止条例が施行<br> | ||
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〔仙台市政だより 2019年6月号〕 <br> | 〔仙台市政だより 2019年6月号〕 <br> | ||
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'''郡仙台市長 校長会でいじめ防止条例を説明'''<br> | '''郡仙台市長 校長会でいじめ防止条例を説明'''<br> | ||
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+ | 郡市長が合同校長会に出席し、学校現場での適切な対応を求めました。<br> | ||
郡市長「本市において痛ましい事案が続いたことは、本市の教育行政にとどまらず、市政全体に対する信頼を大きく損なわせたわけであります」<br> | 郡市長「本市において痛ましい事案が続いたことは、本市の教育行政にとどまらず、市政全体に対する信頼を大きく損なわせたわけであります」<br> | ||
今年度初めてとなる仙台市の合同校長会には、小中学校や高校の校長など合わせて約190人が出席しました。<br> | 今年度初めてとなる仙台市の合同校長会には、小中学校や高校の校長など合わせて約190人が出席しました。<br> | ||
冒頭、郡市長が自ら4月から施行されたいじめ防止条例の理念や趣旨を説明し、条例を踏まえた学校現場での対応を求めました。<br> | 冒頭、郡市長が自ら4月から施行されたいじめ防止条例の理念や趣旨を説明し、条例を踏まえた学校現場での対応を求めました。<br> | ||
− | + | 郡市長「学校でできること、家庭でできること、地域でできること。<br> | |
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+ | 郡市長「大人があなた方の悩みをしっかり聞き、きちんと向き合って、ちゃんと守ってゆきます。<br> | ||
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合同校長会ではこのほか、例年、大型連休明けに多くなる不登校に対する対応や教職員の適正な休日の取得など、働き方改革について配慮するよう教育委員会から注意喚起がありました。<br> | 合同校長会ではこのほか、例年、大型連休明けに多くなる不登校に対する対応や教職員の適正な休日の取得など、働き方改革について配慮するよう教育委員会から注意喚起がありました。<br> | ||
〔2019年4/10(水) KHB東日本放送〕 <br> | 〔2019年4/10(水) KHB東日本放送〕 <br> | ||
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2020年2月5日 (水) 15:56時点における版
仙台市いじめ防止条例
所在地 | 宮城県仙台市 |
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TEL | 022-214・8972 いじめ対策推進室 |
FAX | 022-214・5010 |
子どもたちの笑顔の輪を広げよう ―社会全体で子どもを見守り、いじめをストップ!
■いじめ防止条例が施行
子どもたちをいじめから守るため、社会全体でいじめの防止に取り組むまちの実現に向け、「仙台市いじめの防止等に関する条例」(以下、「いじめ防止条例」と表記)が4月に施行されました。
いじめは、子どもたちの心身に重大な影響を与える決して許されない行為であり、いつでも、どこでも、どの子どもにも起こり得るものです。
そのことを学校、家庭、地域は理解し、いじめの問題に真摯(しんし)に向き合っていく必要があります。
■「いじめ」の定義
いじめ防止対策推進法およびいじめ防止条例では、「いじめ」を、学校などで一定の人間関係にある他の児童生徒が行う心理的・物理的な影響を与える行為(SNSでの誹謗(ひぼう)中傷などインターネット上での行為を含む)で、受けた側が心身の苦痛を感じているものと定義しています。
集団でなくても、遊びやからかいのつもりでも、どんな理由があっても、相手が「いやだ」「苦痛だ」と感じたら、それは「いじめ」です。
■連携して取り組むいじめ防止
学校や家庭では、日頃から子どもの様子に目を配り、わずかにでも子どもの言動や表情に変化やいじめの兆候が見られたときは、連絡を取り合い、連携して対応することが、いじめの防止や早期発見・早期解決には重要です。
また、学校や家庭に限らず、登下校時や地域の活動・行事などで子どもたちと接する際に、地域の方々の目で子どもの小さなサインをいち早く捉え、気付きを共有することが、いじめの早期発見につながることもあります。
子どもに何か気になる様子が見られたときは、学校や教育委員会、相談窓口にお知らせください。
未来を担うかけがえのない子どもたちがいじめによって悩み苦しむことなく、安心して学び、健やかに成長することができるよう、市・学校・家庭・地域が連携し、社会全体でいじめを防止するために取り組んでいきましょう。
■学校、家庭、地域が連携した取り組みが行われています
▽袋原中学校 長年の地域ぐるみの子どもたちの見守り
創立39年目を迎えた袋原中学校。開校当初から地域ぐるみで子どもたちを見守ってきた歴史があります。
「保護者として学校に関わるだけでは、3年間で学校とのつながりはなくなってしまう。
当時は学校が荒れていて、立て直すには地域全体で子どもたちに関わる必要があると感じました」と話すのは、保護者OB等で構成する杜南(となん)健全育成会を30年以上前に立ち上げた丹野義洋さん。
丹野さんと共に活動し、東中田青少年健全育成連絡協議会会長を3月まで務めた榊原健二さんは、「当時は学校周辺を毎日巡回し、子どもたちに声を掛けました。
続けるうちに子どもの方からも声を掛けてくるようになり、交流が生まれました。
地域の将来を考え、何とかしなければと始めたことですが、気付いたら30年以上も声を掛け続けています」と話してくれます。
「皆さんの活動によって、地域全体で子どもを守り育てるという環境が培われてきました」と渡部隆一校長。
地域清掃や高齢者との触れ合いなど、地域と学校の連携行事も受け継がれているそう。
「地域の方々と交流することは、自分の考えを伝え、相手の気持ちを考えるという人との基本的な関わり方を学ぶ機会となり、それが、いじめを生まない人との関わり方にもつながります。
これからも地域と一体となって、子どもたちを見守り続けていきたいです」と力強く話してくれました。
▽吉成中学校 ボランティアから広がる地域交流
吉成中学校では、中学生が主体的に地域と関わり、ボランティアを行う「よしボラ」の活動が盛んに行われています。
3月までよしボラ委員会の委員長を務めた3年生の村上尚之さんは、「地域のニーズを聞きながら、除雪作業、地域イベントのお手伝いなどを行っています。
自分たちの活動が地域のためになると思うと、とてもやりがいを感じます」と話します。
学校と地域をつなぐ学校支援地域本部のスーパーバイザーを担うのは、保護者でもある大橋恵子さんと二階堂朋子さん。
大橋さんは「中学生が小学生の学習支援を行う『てらこや』のお手伝いをしたり、地域の方に声掛けして授業のサポートをお願いしたり、学校と地域のニーズを聞き、マッチングを行っています」と活動内容を説明してくれます。
二階堂さんは「地域の方は子どもたちに気軽に声を掛けてくれます。
この活動を通して、学校と地域に人の輪が広がるとうれしいですね」と笑顔で話します。
「地域の方に認められることで子どもたちは自信を付け、他人を思いやる心を育むことができます。それがいじめ防止にもつながると思います」と、学校と地域の連携に携わってきた今野高広先生。
「これからも地域や保護者と連携し、活動を楽しみながら、より発展させていきたいです」と、今後の展望を話してくれました。
■子どもの様子で気になること、気付いたことがあったときはご連絡ください
子どもに変わった様子や、いじめかもしれないと思われることがあったときは、学校や教育委員会、いじめ相談窓口(右表)に連絡・相談してください。
※このほかにも、相談窓口があります。詳しくは教育委員会ホームページをご覧ください
▽いじめ相談窓口
この特集に関するお問い合わせは、いじめ対策推進室
【電話】214・8972
【FAX】214・5010
〔仙台市政だより 2019年6月号〕
郡仙台市長 校長会でいじめ防止条例を説明
4月から施行された仙台市のいじめ防止条例についてです。
郡市長が合同校長会に出席し、学校現場での適切な対応を求めました。
郡市長「本市において痛ましい事案が続いたことは、本市の教育行政にとどまらず、市政全体に対する信頼を大きく損なわせたわけであります」
今年度初めてとなる仙台市の合同校長会には、小中学校や高校の校長など合わせて約190人が出席しました。
冒頭、郡市長が自ら4月から施行されたいじめ防止条例の理念や趣旨を説明し、条例を踏まえた学校現場での対応を求めました。
郡市長「学校でできること、家庭でできること、地域でできること。
そして、相互に連携してこれらのことを取り組んでいく」そのうえで、児童や生徒の健全育成に努めるよう呼びかけました。
郡市長「大人があなた方の悩みをしっかり聞き、きちんと向き合って、ちゃんと守ってゆきます。
そうした本気度120%のメッセージを子どもたちの胸に届けてまいりましょう」
合同校長会ではこのほか、例年、大型連休明けに多くなる不登校に対する対応や教職員の適正な休日の取得など、働き方改革について配慮するよう教育委員会から注意喚起がありました。
〔2019年4/10(水) KHB東日本放送〕