Center:通所者スペースのデメリット⑤
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ウィキぺディアへの記載者はT=、私の感想・意見はM=の形にして分けています。<br> | ウィキぺディアへの記載者はT=、私の感想・意見はM=の形にして分けています。<br> | ||
− | + | T=管理側の人手不足と、注意がゆき届きにくいことにより、通所者間のトラブル発生時のサポートが迅速に行えない。 <br> | |
− | + | T=「来るものは拒まず」の方針から、よそのフリースペースで参加を断られる人に対して「そういう人を不登校情報センターが受け入れないでどこが受け入れるのか[1] <br> | |
との松田理事長の方針により受け入れているため、対人トラブルに遭遇する可能性はよそのフリースペースよりも高い。 <br> | との松田理事長の方針により受け入れているため、対人トラブルに遭遇する可能性はよそのフリースペースよりも高い。 <br> | ||
− | + | M=当事者間のトラブルは先の「メリット的なこと」で書いたのと同じです(5月20日「メリット・前編」)。<br> | |
− | + | 執筆者T=はこのバランスがよく見えないように思います。<br> | |
− | どちらかの一方をその場その場で感じやすいのではないでしょうか。 | + | それが気質・性格特性ともいえます。 <br> |
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− | + | しかし、それを不登校情報センターの姿勢にし、方針とするにはいまも抵抗感があります。 <br> | |
− | + | 執筆者T=が〔1〕として引用した私の文章は2005年初めに書いたもののようです。<br> | |
+ | 私にとってその姿勢はいまも基本的には同じです。 <br> | ||
+ | この文書の最初に出る手紙は誰からのものか記憶があります。<br> | ||
+ | 執筆者T=の問題意識はそのころから持つ人がいたことになります。<br> | ||
− | + | M=上に使用した用語の説明をします=宮城音弥『性格』岩波新書、1960年=によります。 <br> | |
− | + | *性格特性「個性のうちで、人間の行動様式(考え方、感じ方、行為の仕方)に関係のあるものを性格特性という。<br> | |
+ | 抽象的な考え方、敏感、社交性、残忍、などはすべて性格特性である。」(7ページ) <br> | ||
*体質と気質「体質も性格と類似したコトバであるが、これは身体的なものである。 <br> | *体質と気質「体質も性格と類似したコトバであるが、これは身体的なものである。 <br> | ||
個人が生まれつきもっている、身体的(解剖学的および生理学的)な性質と、精神的傾向たる気質をいっしょにして体質という。 <br> | 個人が生まれつきもっている、身体的(解剖学的および生理学的)な性質と、精神的傾向たる気質をいっしょにして体質という。 <br> | ||
− | 気質は体質の精神的側面であるし、性格の身体的側面であるといいうるであろう。」(8ページ) | + | 気質は体質の精神的側面であるし、性格の身体的側面であるといいうるであろう。」(8ページ) <br> |
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2011年8月8日 (月) 17:02時点における版
通所者スペースのデメリット⑤
〔2010年05月26日〕
「デメリット」として書いたことへの意見の続き。第7項のところです。
ウィキぺディアへの記載者はT=、私の感想・意見はM=の形にして分けています。
T=管理側の人手不足と、注意がゆき届きにくいことにより、通所者間のトラブル発生時のサポートが迅速に行えない。
T=「来るものは拒まず」の方針から、よそのフリースペースで参加を断られる人に対して「そういう人を不登校情報センターが受け入れないでどこが受け入れるのか[1]
との松田理事長の方針により受け入れているため、対人トラブルに遭遇する可能性はよそのフリースペースよりも高い。
M=当事者間のトラブルは先の「メリット的なこと」で書いたのと同じです(5月20日「メリット・前編」)。
執筆者T=はこのバランスがよく見えないように思います。
それが気質・性格特性ともいえます。
どちらかの一方をその場その場で感じやすいのではないでしょうか。
M=松田の記憶ではある人が、他の施設では受け入れられなかったと聞いたことがあります。
執筆者T=の意見では断わるほうがでよかったという意味に受け取れます。
しかし、それを不登校情報センターの姿勢にし、方針とするにはいまも抵抗感があります。
執筆者T=が〔1〕として引用した私の文章は2005年初めに書いたもののようです。
私にとってその姿勢はいまも基本的には同じです。
この文書の最初に出る手紙は誰からのものか記憶があります。
執筆者T=の問題意識はそのころから持つ人がいたことになります。
M=上に使用した用語の説明をします=宮城音弥『性格』岩波新書、1960年=によります。
*性格特性「個性のうちで、人間の行動様式(考え方、感じ方、行為の仕方)に関係のあるものを性格特性という。
抽象的な考え方、敏感、社交性、残忍、などはすべて性格特性である。」(7ページ)
*体質と気質「体質も性格と類似したコトバであるが、これは身体的なものである。
個人が生まれつきもっている、身体的(解剖学的および生理学的)な性質と、精神的傾向たる気質をいっしょにして体質という。
気質は体質の精神的側面であるし、性格の身体的側面であるといいうるであろう。」(8ページ)