高卒認定資格と高卒認定予備校(説明)
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2019年1月2日 (水) 10:45時点における最新版
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高卒認定資格と高卒認定予備校(説明)
高卒ではなくても大学を受験できる
かつては大検=大学入学検定資格試験と言われたのが高卒認定資格です。
高校卒業でない人が、大学入学資格(大学入試を受験する資格)を取得するため、
文部科学省が実施する「高校卒業と同等以上である」ことを検定する試験が高認=高校卒業資格認定試験です。
この以前の大検試験は年二回実施され、中学校を卒業した人(15歳以上)は受験することができます。
この高卒認定資格に合格するよう援助するのが高卒認定予備校です。
高卒認定予備校に所定の修学期間も、一般にいう卒業もないのは、この資格試験の合否が基準になるからです。
高卒認定資格は、必修科目と選択科目の合計7科目の合格が必要です。
これらの高卒認定科目は、いろいろな代替が認められています。
選択科目になっている英語では、英検2級以上などの合格者は科目免除(科目合格)となります。
同じく選択科目の簿記では、日商簿記検定3級以上などが科目免除になります。
もう一つの代替方法は、高校(全日制高校・定時制高校・通信制高校の在籍・退学者)での修得科目、
高等専門学校での修得科目、および高等専修学校で修得した該当科目がある単位以上あれば、
高卒認定の科目免除(科目合格)になることです。
高校(全日制、定時制、通信制)、高等専修学校に在籍する現役生は、同時に高認を受験できます。
在籍する高校や高等専修学校での修得科目は、高認の科目免除になります。
さらに高認合格発表後、高校と高等専修学校で、修得科目が高認合格に必要なほかの科目を満たせば、その時点(3月)で高認合格となります。
また、高認合格に必要な科目は、一年単位ではなく、毎年累積する方法で加算していくことができます