Center:140ーレセプターとしての人間の能力(条件)
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2017年12月23日 (土) 22:05時点における最新版
シンクロニシティのレセプターとしての人間の能力(条件)
〔2011年5月19日⇒2011年10月11日〕
(1) 問題意識がないと見逃す、すれ違う、わからない。
『ひきこもり-当事者と家族の出口』における記述。
「たぶん、問題意識が鮮明になると、誠実に書かれた文献にはそれに応える内容がセットされているため、しぜんと気づくのでしょう。シンクロニシティには、前提として問題意識が明確になっている点が影響しているはずです」(3ページ)。
(2)知的動物⇒地震予知のおける動物の行動をみると、地震ないしは自然界の異変を感知する感覚は人間よりも上回る動物もいそうです。
それとの対比のなかで人間はどのような特徴を持つのか。
実際は他の動物のほうが共時性を感じやすいのかもしれない。
しかしそれを人間型で表現できないのだからその方向からは追及はできません。
他の動物のほうが感知する可能性は高いという予測は排除できないでしょう。
(3)感受性⇒人間の中でもとりわけ感受性の高い人たちがいます。
動物性・原始性が強い人たち、霊的能力の高い人たちはそのようなものかもしれません。
これらは受け取る側の主体面であり、実在的な条件もまた輪郭を明確にしていくことが求められます。
これらの能力により獲得したものは、獲得した個人の人体的特性、その人の属する文化的社会的条件により相当な開き、違いを持ちます
。
表現は大きく拡散された様子を示すしかないのです。
表現が互いに大きく違うものであっても実は同じことを示している場合もあります。
それでもそれぞれの範囲では、規則的ともいえる傾向が現われ(偏りでもあり、それが文化でもある)、たがいに異なる方法に相通じる雰囲気があると思います。
拡散してはいるが本質的にとらえられた共通の何かがあります。
その表現方法が拡散しているので、無秩序で支離滅裂、勝手放題な表現、主観的恣意的なものとして扱われやすいのです。
あるときは呪術として、あるときは宗教的儀式として、あるときは小道具を通したゲームのように表現は違います。
これらの荒野の奥から何かを取り出す作業は、おそらく500年ほど前に当時の人が科学にたどり着くのにいくぶんは似たものになるのではないでしょうか。