ハーベストセントラルキッチン
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2017年12月19日 (火) 15:51時点における版
ハーベストセントラルキッチン
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セカンドハーベスト・ジャパン 東京都台東区浅草橋4-5-1水田ビル1F 各駅より徒歩7〜8分 ハーベスト セントラルキッチン 東京都千代田区東神田2-4-19小山ビル1F |
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フードバンク:東京に専用施設
国内最大規模のフードバンク「セカンドハーベスト・ジャパン」は5日、国内のフードバンクでは初の生活困窮者支援用調理施設「ハーベストセントラルキッチン」を東京都千代田区に開設した。
日本では、栄養のある食事が十分とれていない人は約230万人に上ると推計される。
フードバンクは個人や企業から寄付された食品をこうした生活困窮者に無料で提供する民間組織。
これまで公園などで行う炊き出しの準備を事務所などで行っていたが、専用施設でなかったため苦労していた。
ビルの1階にできたセントラルキッチンは広さが約60平方メートル。
20人が働けるスペースがあり、管理栄養士の指導のもと、栄養的で温かい食事を作る。
今年末には毎週700食、18年には同1200食を継続して提供することを目指す。
設備が整ったことで自治体との本格的な協力が可能になり、まず、貧困問題に取り組んでいる東京都足立区と連携。
ひとり親世帯や区内にある困窮児童の居場所となっている学習支援施設に週3回、弁当や軽食などを提供する予定。
このほか、困窮家庭の子供向けに調理の仕方や栄養について楽しみながら学べるクッキングスクールなども行う。
セカンドハーベスト・ジャパンのチャールズ・マクジルトン理事長は「全員に十分食べ物がある社会を作るための小さな一歩だが、力を合わせてさまざまな困窮者を支援していきたい」と抱負を語った。
〔◆平成28(2016)年10月18日 毎日新聞 東京朝刊〕