Job:刺繍工芸家
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2017年9月23日 (土) 22:54時点における版
刺繍工芸家
〔2003年原本〕
刺繍(ししゅう)を工芸品として作る人です。
テーブルクロス、壁かけ(ウォールポケット)、ベットカバー、スリッパ、小物入れなどの実用品、装飾品の模様づくりが主です。
衣服への名前やロゴ(商品名などのデザイン字)入れも刺繍です。
伝統的なデザインがあり(亀甲(きっこう)、麻の葉、七宝、十字つなぎ……)、一方で創作デザインもあります。
デザインと刺繍作業に分かれ、刺繍作業専門は刺し子といわれ、工業的な製造者になります。
創作的なものが工芸品と考えられ、刺繍工芸家は刺繍デザイナーであり、また刺繍作業者になります。
刺繍デコレーターと名乗っている人もいます。
刺繍の方法は、日本刺繍のほかフランス刺繍、スエーデン刺繍、ダピボン刺繍など。
工芸創作としては、デザイン(色や模様、柄)、使う材料(金糸など糸の種類)、
刺繍のしかた(ミシン使用や手刺し)などに個性がでます(⇒手芸家)。