Job:運転手（観光バス）

2017年9月15日 (金) 10:53時点における最新版

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運転手（観光バス）

〔2003年原本〕
定期観光バスと貸切観光バスがあります。
定期観光バスは、バスの運行コースや時間に合わせて、乗客が集まるもので、
仕事内容としては路線バス運転手（⇒運転手〈路線バス〉）に近い仕事になります。
貸切バスは、団体や企業などでチャーターするもので、行き先も時間もオプションになります。
内容は、観光・慰安旅行、修学旅行、送迎や帰省などがあり、それぞれ特別のスケジュールやコースが立てられます。
運転手はそれにしたがって運行していきます。
乗車予定ができると、事前にコースの情報を集めます。
有名な観光地だと何度も行って慣れていることが多いのですが、
初めてのコースや道路事情が変わっているところもあります。
当日を前にして、車の点検が重要です。
走行距離が長く、また観光バスは大型で、設備内容が豪華で重量もありますから、
わずかな不調でも走行中に故障に結びついて事故につながることがあります。
車中の乗客サービスは、バスガイドが中心になります。
運転手は、急ブレーキ、急発進などをしないこと、山岳道路の急カーブを十分にこなせる運転技術、
それを長時間支える精神的な強さと情緒的な安定が求められます。
１日の実質的運転時間は５～６時間ですが、途中の休憩、旅先での車両点検・整備も含めるとかなりの労働時間になります。
観光客と一緒に宿泊することも多く。
不規則勤務となります。
観光バス運転手は、バス・鉄道会社などに就業しています。
第２種大型運転免許が必要です。
〔給〕は〔やや高〕。