Center:高校入学したが登校しないです
提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
(版間での差分)
(ページの作成: ==高校入学したが登校しないです== 〔質問〕<br> 高校入学して4日目、最初の入学式に行って以来登校しません。今日は母親が学校に...) |
|||
(2人の利用者による、間の22版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
− | == | + | {{topicpath | [[メインページ]] >> [[:Category:不登校・引きこもり質問コーナー|不登校・引きこもり質問コーナー]] > [[:Category:不登校の質問|不登校の質問]] > {{PAGENAME}} }} |
− | + | ||
− | + | ===学校とは協力関係をつくるつもりで相談していく=== | |
− | + | 〔質問096〕'''高校入学したが登校しないです'''<br> | |
− | + | 高校入学して4日目、最初の入学式に行って以来登校しません。<br> | |
− | + | 今日は母親が学校に呼び出されています。<br> | |
− | + | 中学時代は不登校で適応指導教室に行っていました。<br> | |
− | [[Category: | + | 高校は不登校生を受け入れるといっていました。<br> |
+ | どうすればいいのでしょうか。<br> | ||
+ | |||
+ | 〔お答え096〕'''協力関係をつくるつもりで学校と相談する'''<br> | ||
+ | (1)学校側とはこれから協力関係をつくる姿勢でいきましょう。<br> | ||
+ | 担任、校長、保健室などポジション、理解のしかた、姿勢、性格などが異なるいろんな先生がいます。<br> | ||
+ | そのなかにそれぞれの協力関係をつくりたいです。<br> | ||
+ | (2)子どもさんはこれまで対人関係が少なく、幼い感じがするはずです。<br> | ||
+ | その幼さを受けとめ、そこからの成長を図る感じになります。<br> | ||
+ | 依存的な言動が多いかもしれませんが、それを抑えるのでなく、受けとめ、聴く姿勢です。<br> | ||
+ | 特にお母さんの役割が大きく、お父さんはその大変さを理解し協力をしてください。<br> | ||
+ | (3)家庭と学校の協力で同級生と少しずつ関われるようにすることが「どうすればいいのか」への答えになります。<br> | ||
+ | しかし学校へ行けるまでが独立した取り組みになり、長い過程ですので身近なところに相談者がいるといいでしょう。 <br> | ||
+ | 〔2010年4月〕<br> | ||
+ | |||
+ | '''回答者と所属団体'''<br> | ||
+ | [[松田武己]]・[[不登校情報センター相談室]] | ||
+ | [[Category:松田武己さんの回答|096]] | ||
+ | [[Category:不登校・高校生の質問|096]] | ||
+ | [[Category:不登校生受入れ校の質問|096]] | ||
+ | [[Category:不登校・引きこもり質問コーナー|201004]] | ||
+ | [[Category:質問と回答・当事者の状態|こうこうにゅうがくしたがとうこうしないです]] | ||
+ | [[Category:質問と回答・学校・進路の関係|こうこうにゅうがくしたがとうこうしないです]] |
2017年7月16日 (日) 16:58時点における最新版
学校とは協力関係をつくるつもりで相談していく
〔質問096〕高校入学したが登校しないです
高校入学して4日目、最初の入学式に行って以来登校しません。
今日は母親が学校に呼び出されています。
中学時代は不登校で適応指導教室に行っていました。
高校は不登校生を受け入れるといっていました。
どうすればいいのでしょうか。
〔お答え096〕協力関係をつくるつもりで学校と相談する
(1)学校側とはこれから協力関係をつくる姿勢でいきましょう。
担任、校長、保健室などポジション、理解のしかた、姿勢、性格などが異なるいろんな先生がいます。
そのなかにそれぞれの協力関係をつくりたいです。
(2)子どもさんはこれまで対人関係が少なく、幼い感じがするはずです。
その幼さを受けとめ、そこからの成長を図る感じになります。
依存的な言動が多いかもしれませんが、それを抑えるのでなく、受けとめ、聴く姿勢です。
特にお母さんの役割が大きく、お父さんはその大変さを理解し協力をしてください。
(3)家庭と学校の協力で同級生と少しずつ関われるようにすることが「どうすればいいのか」への答えになります。
しかし学校へ行けるまでが独立した取り組みになり、長い過程ですので身近なところに相談者がいるといいでしょう。
〔2010年4月〕
回答者と所属団体
松田武己・不登校情報センター相談室