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子どもの居場所学生ボランティアセンター

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(子どもの居場所学生ボランティアセンター)
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2017年5月14日 (日) 11:16時点における版

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子どもの居場所学生ボランティアセンター

所在地 沖縄県島尻郡西原町
TEL
FAX

[未来支える]子ども支援 互いに成長 学生ボランティア 居場所づくり報告
内閣府の子どもの貧困緊急対策事業の一環で、昨年4月に琉球大学内に開設した「子どもの居場所学生ボランティアセンター」の活動報告会が22日、那覇市の沖縄総合事務局であった。
生活困窮世帯の子どもたちが集う県内の「居場所」で、学習支援などに携わる大学生らが「接し方が難しいと思うこともあるが、少しでも必要とされる人間になりたい」などと語った。
同センターは、県内の大学などでつくる大学コンソーシアム沖縄が運営し、開設以降13市町村22カ所の居場所に学生ボランティア50人を派遣。
利用する子どもは約390人に上る。
学生への「謝金」は企業の寄付が財源で、本年度は國場組、オリオンビール、県酒造組合から計1950万円が寄せられた。
報告会には学生や国・県の関係者のほか学生を受け入れる居場所スタッフ、寄付をした企業の幹部ら約25人が参加した。
那覇市で低所得世帯などを対象に学習塾を営むR・Kアカデミーの喜久永りえ子代表は「学生は、子どもの目線に近い柔軟な支援ができる。学生にとっても教える奥深さを学べる」と意義を強調。
沖縄大2年の宮里沙樹さんは南風原町の居場所で活動を始めてから学業も人間関係も前向きになったとし「将来の夢はソーシャルワーカー。人の痛みや苦しみを理解し、耳を傾ける人間になりたい」と充実した様子で語った。
本村真・同センター長は学生と居場所のマッチングや、派遣が本島中南部に集中する現状を課題と指摘。
学生の活動が原則週1回3時間、謝金が1時間700円とされていることには「通常のアルバイトより分が悪い。予算の関係で制限せざるを得ないが1回の活動時間を増やせば、もっと多くの学生が関われる」とみる。
國場組の國場幸一会長は「企業の責任として、引き続き支援できればと思う」と話した。
〔◆平成29(2017)年3月23日 沖縄タイムス 朝刊〕

<子どものいま これから> 貧困の子 学習を支援/県内大学高専など センター設置、学生派遣
【恩納】県内の大学と短大、高専の11校で構成する「大学コンソーシアム沖縄」(瀬名波栄喜代表理事)が14日、
恩納村の沖縄科学技術大学院大学(OIST)で記者会見を開き、経済的に厳しい家庭環境にある児童生徒を対象に、
学習支援や生活指導などを行う学生を派遣する「子どもの居場所学生ボランティアセンター」を設置することを決め発表した。
事務局は琉大内に置く。
県内の子ども食堂や学習支援教室などにボランティアの学生を派遣し、学習支援のほか芸術活動などを通し子どもたちを支援する。
派遣人数や派遣先、学生の研修などは今後詰めていくとし、本格稼働は5月になる見通し。
同センターは内閣府が県に交付する補助金(沖縄子供の貧困緊急対策事業費補助金)を使い、事業の委託を受けた大学コンソーシアム沖縄が運営する。
大学コンソーシアム沖縄の瀬名波栄喜代表理事は「初めての試みだ。まずはスタートさせて、具体的な部分を詰めていきたい」と話した。
古谷雅彦内閣審議官は今後の課題について
「(学生がボランティアに持続して参加するために)民間企業に経済的な協力を求め、有償ボランティアの態勢を確保することが大切だ。将来的に実現させたい」と話した。
〔◆平成28(2016)年4月15日 琉球新報 朝刊〕 

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