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自立援助ホーム「いっぽ」

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2017年3月27日 (月) 21:03時点における版

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自立援助ホーム「いっぽ」

所在地 愛知県春日井市

特定非営利活動法人なごやかサポートみらい

TEL
FAX

居場所ない子 支えたい 自立援助ホーム 春日井=中部
◇養護施設出身の男性運営
児童養護施設を退所した若者らを受け入れ、独り立ちを後押しする自立援助ホームが増えている。
厚生労働省によると2006年度の36か所から15年度には123か所になり、現在も各地で開設が続く。
運営する人たちは「ここで生きる力を身につけ、自信を持って社会に出てほしい」と話す。
「希望した会社に就職が決まってよかったな」
「食品会社を選んだのは、ここで、ご飯を作ってもらうありがたさを知ったからかも」
愛知県春日井市の自立援助ホーム「いっぽ」。
昨秋の開設から責任者を務める小林新悟さん(33)が高校3年の男子生徒(19)に語りかけると、明るい声が返ってきた。
生徒は親がギャンブルにのめりこみ、アルバイト代も取り上げられて食事も満足に取れなかったところをソーシャルワーカーに救われてここに来た。
ホームでは、原則18歳までの児童養護施設に入れない若者や、施設を退所後も引き続き支援が必要な未成年に住む場所と食事を提供する。
小林さん自身、両親が失踪して2歳から施設で育った。
いったん里親の家庭で生活した後、再度施設に入所。
中学を卒業後、左官の仕事に就き、寮で暮らし始めたが、仕事がうまくいかない時も相談相手がいない環境になじめず退職した。
つらかったその時、就職までいた施設の支援も受けられなかった。
野宿して、施設の先輩に誘われるまま暴力団の使い走りをした。
21歳の時、同様に暴力団に関わった2歳下の弟が借金を重ねた末に命を絶ち、「自分に生きる意味はあるのか」と自暴自棄になった。
その後、親身になって相談に乗ってくれた知人の紹介で再就職。
支えてくれる人がいることを励みに働き、自立を果たしたという。
転機は、約5年前に訪れた。施設や里親家庭の出身者らでつくる名古屋市の団体「なごやかサポートみらい」で蛯沢光さん(30)と出会い、蛯沢さんらが施設の児童らの居場所づくりに取り組む姿を見て、メンバーに加わった。
知り合った里親に「施設を出た子供たちの支援が不足している」と聞き、「経験者として支えになれることもあるのでは」と、仲間と「いっぽ」開設を決め、仕事を辞めて責任者を引き受けた。
空き家を借り、壁を塗り替え、定員6人分の個室の家具を寄付などで集めた。
趣旨に賛同した元教員らも職員に加わった。
運営費は主に国と県の負担や寄付金でまかなわれ、入所者もアルバイト代などから月3万5000円を家賃や食費として支払う。
現在受け入れているのは3人だが、入所の相談は相次いでいる。
小林さんは「僕自身も未熟で、子供たちには『一緒に成長しよう』と話している。
失敗もしながら学んで巣立ち、社会で活躍できる人に育ってほしい」と力を込める。
◇愛知は4か所 ホーム「ゼロ」の県も
自立援助ホームについて、厚生労働省はニーズに対して不足しているとして、2019年度までに190か所に増やす目標を掲げる。
ホームへの入所は原則20歳未満が対象だが、児童福祉法の改正で4月以降、就学中に限って22歳の年度末まで延長される。
全国自立援助ホーム協議会の恒松大輔事務局長は「児童養護施設では食事や生活必需品がすべて用意されるため、入所者が生活力が不十分なまま退所する場合もある。
期間が延びるのはありがたい」と歓迎する。
ホームの数は地域によってばらつきがある。
愛知県は昨年9月にできた「いっぽ」で4か所目だが、福井県や青森県などはゼロ。
こうした地域では子供が地元から離れたホームに入らざるを得ないため、全都道府県での整備が課題となっている。
〈自立援助ホーム〉
入所が原則18歳未満の児童養護施設を出た若者らの受け皿として、1998年に制度化された。
社会福祉法人やNPO法人などが運営し、食事の提供や就職相談、金銭管理指導などを行う。
〔◆平成29(2017)年1月29日 読売新聞 中部朝刊〕 

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