つちまる学習塾
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2017年3月15日 (水) 20:06時点における版
つちまる学習塾
所在地 | 土浦市暮らし自立サポートセンター(土浦市社会福祉協議会内) 〒300-0036 茨城県土浦市大和町9-2ウララ2ビル 4F |
TEL | 029-822-7610 | FAX | 029-824-4118 |
学習支援で「貧困連鎖」断つ ボランティアの塾 好評=茨城
◇教育ルネサンス ◇土浦で大学生らが先生
県内の自治体でも、生活困窮世帯の子供の学習支援に本腰を入れている。
家庭の経済力による学力格差を解消しようと、土浦市ではボランティアの大学生らが先生役を務める「学習塾」が好評だ。
土浦市の民間施設で8月21日、小学5年の男児と女児が、「先生」とマンツーマンで机に向かっていた。
男児が取り組んだのは、夏休みの宿題の算数ドリル。
国学院大学法学部2年の塚田大地さん(20)から解き方を教わると、「家で1人で勉強するのは苦手。これからも教わりたい」と意欲的になったようだった。
女児は、小学校の担任教諭から「もう少し、力を入れるように」と指摘されたという小数点の入った数の割り算に挑戦。
元東京都職員の福田志津雄さん(69)の指導を受けて、「分からないところをすぐに教えてもらえる」と笑顔を見せた。
この学習会は、土浦市の学習支援事業「つちまる学習塾」として、8月に始まった。
経済的な理由で塾に通えない小学4年から6年までの児童が対象。
今回は15世帯の18人から応募があり、土・日曜の午前と午後に2時間ずつ、市内3か所で開催している。
各会場は、所有者側の善意で無償提供され、参加児童も含めて一般に知られないよう、プライバシーに配慮しているという。
学習支援ボランティアの先生役には21人の応募があった。
教員志望の塚田さんは「教えることで自分が本当に理解しているかが確認でき、とても貴重な機会です」と話す。
理解してもらう難しさも実感したといい、より良い指導方法を考えていくという。
福田さんも「教育にお金がかかることは理解できるので、役に立つのならと思い立った。これからも続けていきたい」と語った。
昨年4月に施行された生活困窮者自立支援法で、病気や失業、借金などで生活に困っている人への支援が強化され、子供への学習支援も自治体の判断で行えるようになった。
そうした家庭の児童らに学ぶ習慣をつけさせ、進学に関する助言も行う。
必要な学力を身につけられないまま大人になり、十分な収入を得られずに、その子の生活も困窮する「貧困の連鎖」を断つためだ。
学習塾を所管する市社会福祉課の川村正明課長は「児童、保護者からも好評で、今後もさらに充実、強化していきたい」と話している。
〔◆平成28(2016)年9月3日 読売新聞 東京朝刊〕