きららカフェ
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<th>TEL</th> | <th>TEL</th> | ||
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'''食事付き寺子屋:食で地域つなぎたい 孤食の子供や高齢者に安価で提供 5市民団体、4月開始目標に準備 鎌倉 /神奈川'''<br> | '''食事付き寺子屋:食で地域つなぎたい 孤食の子供や高齢者に安価で提供 5市民団体、4月開始目標に準備 鎌倉 /神奈川'''<br> | ||
− | + | 親が忙しい子供や一人暮らしの高齢者にバランスの取れた食事を安く提供する「ふらっとレストラン」(仮称)を作ろうと、鎌倉市内の五つの市民団体が共同で開店に向けた準備を進めている。<br> | |
+ | 子供から高齢者までが気軽に集えて、地域の食文化を学ぶ食育にもつながる「食事付きの寺子屋」を目標に、4月からの開始を目指している。<br> | ||
企画したのは、JR鎌倉駅東口の市生涯学習センターでコミュニティーカフェ「きららカフェ」を運営するNPO法人「鎌倉市市民活動センター運営会議」の渡辺公子さん(74)ら。<br> | 企画したのは、JR鎌倉駅東口の市生涯学習センターでコミュニティーカフェ「きららカフェ」を運営するNPO法人「鎌倉市市民活動センター運営会議」の渡辺公子さん(74)ら。<br> | ||
2月中にも運営主体となる社団法人「鎌倉コミュニティ・カフェネットワーク」(仮称)を設立する。<br> | 2月中にも運営主体となる社団法人「鎌倉コミュニティ・カフェネットワーク」(仮称)を設立する。<br> | ||
− | + | 渡辺さんらがカフェの利用者らを調査したところ、(1)経済的貧困ではないが、両親が夜まで働いているために子供に十分な家庭料理を提供できず、良質な食文化が親から子に伝えられない<br> | |
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+ | (3)学童保育や学習塾以外に子供が安心して過ごせる居場所がない――などの問題点が浮かび上がった。<br> | ||
このため、安価で良質な食事を提供する「食事付きの寺子屋」が必要と判断。<br> | このため、安価で良質な食事を提供する「食事付きの寺子屋」が必要と判断。<br> | ||
東日本大震災の被災地支援などで協力してきたNPO5団体と「ふらっとレストラン」を作ることにした。<br> | 東日本大震災の被災地支援などで協力してきたNPO5団体と「ふらっとレストラン」を作ることにした。<br> | ||
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連絡先は渡辺さん(090・5199・1654)。<br> | 連絡先は渡辺さん(090・5199・1654)。<br> | ||
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2017年2月9日 (木) 12:06時点における版
きららカフェ
所在地 | 〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町1-10-5 鎌倉生涯学習センター内(きらら)1階 |
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TEL | 0467-25-2030(代表) 内線番号:330 |
FAX | 0467-22-1428(代表) |
食事付き寺子屋:食で地域つなぎたい 孤食の子供や高齢者に安価で提供 5市民団体、4月開始目標に準備 鎌倉 /神奈川
親が忙しい子供や一人暮らしの高齢者にバランスの取れた食事を安く提供する「ふらっとレストラン」(仮称)を作ろうと、鎌倉市内の五つの市民団体が共同で開店に向けた準備を進めている。
子供から高齢者までが気軽に集えて、地域の食文化を学ぶ食育にもつながる「食事付きの寺子屋」を目標に、4月からの開始を目指している。
企画したのは、JR鎌倉駅東口の市生涯学習センターでコミュニティーカフェ「きららカフェ」を運営するNPO法人「鎌倉市市民活動センター運営会議」の渡辺公子さん(74)ら。
2月中にも運営主体となる社団法人「鎌倉コミュニティ・カフェネットワーク」(仮称)を設立する。
渡辺さんらがカフェの利用者らを調査したところ、(1)経済的貧困ではないが、両親が夜まで働いているために子供に十分な家庭料理を提供できず、良質な食文化が親から子に伝えられない
(2)一人暮らしの高齢者が多く、孤食を嫌って外食に偏るケースが多い
(3)学童保育や学習塾以外に子供が安心して過ごせる居場所がない――などの問題点が浮かび上がった。
このため、安価で良質な食事を提供する「食事付きの寺子屋」が必要と判断。
東日本大震災の被災地支援などで協力してきたNPO5団体と「ふらっとレストラン」を作ることにした。
カフェの定休日を利用できるよう市に使用許可を求める基本計画書を提出している。計画書などによると、ふらっとレストランは当面、週1回の開店で、小学生以下は1食100~200円、大人は400円程度。
市内の飲食店主らからも協力の申し入れがあり、市の使用許可に時間がかかる場合には、民間のレストランで先にサービスを始めることも検討している。
将来的には、市内に複数の常設店を置き、食事の支度が困難な高齢者、家庭料理の機会の少ない小中高生、調理時間の取れない親、家庭料理を学びたい親子など幅広いニーズにも応えていくという。
費用は年間190万円を見込んでおり、インターネットで寄付を募るクラウドファンディングのほか、資金提供をしてくれる企業・団体を探している。
渡辺さんは「鎌倉は経済的に恵まれた地域だが、一人暮らしの高齢者も多く、子育ての悩みも複雑だ。食を通じた心豊かな地域づくりの一助にしたい。協力をお願いします」と話している。
連絡先は渡辺さん(090・5199・1654)。
〔◆平成29(2017)年1月31日 毎日新聞 地方版〕