フードバンクしばた
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2016年11月12日 (土) 14:50時点における版
フードバンクしばた
所在地 | 新潟県新発田市 |
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TEL | 090-3047-8732(土田雅穂さん) |
FAX | |
活動 本格化へ 生活困窮者に食品支援 フードドライブ、子ども食堂準備 新潟県フードバンクしばた
生活困窮者を支援するため、今年3月に設立した新潟県新発田市のフードバンクしばたが、活動を本格化させる。
食品メーカーや小売店の余剰在庫などの受け入れ、フードドライブ、子ども食堂を準備。
ネットワークづくりを進めるため、農業者やJAグループに理解・協力を求めている。
フードバンクは、企業や団体、個人から食料品の寄付を集め、生活困窮者に無償で提供する取り組みだ。全国で40ほどの団体が活動している。
フードバンクしばたは、阿賀北地域で活動する。
新発田商工会議所の佐藤哲也会頭が代表を務め、元市職員の土田雅穂さんが事務局を担う。
これまでフードバンクしばたは、家庭で余った食べ物や保存食などを集め、子どもがいる貧困家庭を中心に個別に支援をしてきた。
今後は、活動を広く展開する。フードドライブは、市カルチャーセンターを会場として、企業・団体からの食品の寄贈を受け付ける考え。
子ども食堂は、夏休み期間に市内2カ所で立ち上げる。
これは、フードバンクに寄せられた食品を調理し、地域の子どもたちが一緒に食べるもの。
市内では、児童・生徒の15%が、修学支援を受けている。
生活保護を受ける市民の数は増加傾向にあり、700世帯まで増えた。
教育事業に深く関わってきた土田さんは「現在は米が足りていない。貧困の問題を地域で共有・共感できるようにしていきたい」と話す。
余剰となった農産物や食料品の寄付を受け付けている。
問い合わせは土田さん、(電)090(3047)8732。
〔◆平成28(2016)年5月15日 日本農業新聞 エリア信越〕