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ホットライン信州

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〔◆平成28(2016)年3月27日 [[信濃毎日新聞]] 朝刊〕 <br>
 
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2016年11月12日 (土) 14:44時点における版

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ホットライン信州

所在地 長野県
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「こども食堂」県内広がり 長野で1月開始 ―計8市に 困窮家庭参加は半数弱 支援の周知課題に
子どもに豊かな食事やだんらんの機会を提供する「こども食堂」の取り組みが県内で広がっている。
まずは誰でも気軽に参加してほしいと、運営団体は間口を広げている。
一方、食事の量や質が十分でない家庭の子どもの支援がもともとの目的の一つ。
経済的に困窮している家庭の参加をどう促すか、模索が続いている。
県内でのこども食堂は、生活困窮者支援に当たる松本市のNPO法人「ホットライン信州」が1月に長野市で始めたのを機に、26日までに小諸や安曇野、塩尻、飯田、伊那、松本、佐久の計8市で次々とスタート。
26日には、小諸市の有志が市中心部で2回目を開いた。
野菜や米を県内農家らが寄付し、地域から集まった親子連れ20人ほどがギョーザやおにぎり作りを手伝い、仲良く頬張った。
松本市では今月、宅老所利用者のお年寄りと子どもの交流を目的に加えて開いた例もある。
親子連れの参加者からは「大勢で食べ、一緒に遊べる機会は貴重」(長野市の母親)と評価する声が多い。
裾野が広がる一方、ホットライン信州によると、長野市街地で計4回開いた参加者の親子延べ約90人のうち、経済的に困っているとみられる家庭は「半数弱」だった。
日常の食事が不十分だったり、孤食を余儀なくされていたりするなどの家庭の子どもをどう支援していくか。
ホットライン信州専務理事の青木正照さん(66)=松本市=は「各地で、さまざまな子どもや親たちが訪れ、話ができる場が増えてほしい」と話し、口コミで困窮している家庭が参加するようになることを期待する。
小諸市のこども食堂スタッフ、千野久雄さん(67)は「孤食の状況に置かれた子どもがどのぐらいいるか実態は見えにくい。情報を持つ行政との連携も必要になる」と今後を見通している。
〔◆平成28(2016)年3月27日 信濃毎日新聞 朝刊〕 

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