子どもの貧困問題大阪ネットワーク
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家庭の経済的困窮などが背景にあるとし、「歯の健康は家庭や親の状況に左右されている」と指摘した。<br> | 家庭の経済的困窮などが背景にあるとし、「歯の健康は家庭や親の状況に左右されている」と指摘した。<br> | ||
終了後、同ネットワークの青木道忠・共同代表(72)は「子供とその親に寄り添い、問題を解決したい」と話した。<br> | 終了後、同ネットワークの青木道忠・共同代表(72)は「子供とその親に寄り添い、問題を解決したい」と話した。<br> | ||
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2016年11月10日 (木) 23:12時点における版
子どもの貧困問題大阪ネットワーク
所在地 | |
TEL | FAX |
子の貧困 解決へ一丸 NPOなど10団体 ネットワーク設立 =大阪
貧困のため、食事が満足にとれなかったり、進学をあきらめたりする子供を救おうと、支援活動を行う府内のNPO法人などが24日、「子どもの貧困問題大阪ネットワーク」を設立した。
今後、各地の無料塾などの情報を共有し、生活に困る子供らを支援していく。
国の調査で、所得が標準的な水準の半分に満たない世帯で暮らす子の割合が、2012年に16・3%と過去最悪を記録したことなどを受け、関係者が一体となって問題に取り組もうと設立を決めた。
10団体が参加し、貧困の実態調査なども行う。
この日は、大阪市天王寺区で設立を記念したシンポジウムが開かれ、子供の教育や健康、生活保護などについて取り組む4人が事例などを発表した=写真=。
子供の歯の治療について調査している府歯科保険医協会の戸井逸美副理事長は、学校の検診で要受診とされた後、未受診だった児童や生徒が15年は平均約68%に上ったことを報告。
家庭の経済的困窮などが背景にあるとし、「歯の健康は家庭や親の状況に左右されている」と指摘した。
終了後、同ネットワークの青木道忠・共同代表(72)は「子供とその親に寄り添い、問題を解決したい」と話した。
〔◆平成28(2016)年9月25日 読売新聞 大阪朝刊〕