カテゴリ:北名古屋市(愛知県)
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「一食三百円だが赤字が続き、ボランティアでは限界がある」と担当者。<br> | 「一食三百円だが赤字が続き、ボランティアでは限界がある」と担当者。<br> | ||
四月から財団の助成を受けるなど、安定した運営に向けて模索していく。<br> | 四月から財団の助成を受けるなど、安定した運営に向けて模索していく。<br> | ||
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〔2016年3月28日・貧困ネット、平成28(2016)年3月22日 中日新聞 朝刊〕 <br> | 〔2016年3月28日・貧困ネット、平成28(2016)年3月22日 中日新聞 朝刊〕 <br> | ||
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2016年8月29日 (月) 12:17時点における版
北名古屋市
子ども食堂長久手図書館通り店
中部も続々 課題は継続性 全国で100カ所
「こども食堂ネットワーク」(東京)によると、子ども食堂は現在、全国の百カ所ほどで実施されているとみられる。
中部地方では愛知県外でも、三月に三重県桑名市で二件が開設。滋賀県では、福祉団体の呼び掛けに応えて十市十六カ所で実施中だ。
ネットワーク担当者は増えつつある背景として、子どもの貧困が注目されるようになったことを指摘。
厚生労働省の二〇一二年の調査によると、平均的な所得の半分以下で暮らす世帯の十八歳未満は16・3%で過去最悪になった。
子どもの六人に一人が貧困に直面していることが、子ども食堂の普及につながっている。
さらに、料理という身近な行動で貢献できる「参入」のしやすさもあって、ネットワークが二カ月に一度開く講座には、全国から三百件ほどの受講申し込みが殺到。
愛知県長久手市の「子ども食堂長久手図書館通り店」にも問い合わせが続いている
。気軽に開設できそうだが、条件次第で保健所への届け出などが必要となる場合もある。
課題は継続性だ。長久手市の食堂はカフェを利用して市民有志が運営していたが、三月から市内のNPOの事業の一つとなった。
「一食三百円だが赤字が続き、ボランティアでは限界がある」と担当者。
四月から財団の助成を受けるなど、安定した運営に向けて模索していく。
〔2016年3月28日・貧困ネット、平成28(2016)年3月22日 中日新聞 朝刊〕