Interview:なぜ生きているか

2016年1月20日 (水) 16:41時点における版

なぜ生きているか

人はなぜ生きるのでしょうか？
また、それは別として、あなたは何のために生きていますか？
〔2012-11〕
職業上ときたま聞く言葉に、生まれてこなければよかった、生きたいと思わないけれども死んでも迷惑なので消えてしまいたい、…というようなものがあります。
それは今を生きることの苦しさの表現であります。
直接的な言葉で死にたいという人もいますが、思いのほか幅広い表現方法があると思います。
それも気持ちは一定しているようでも少しずつ動き変化しているようです。
このような生きることと死ぬことの感覚は地続きです。

逆にいいますと、死を意識することなく生きている人は、意識下において何らかの生きる喜びや生きる意味を感じていることになります。
ただそれを表現するレベルは何か、その表現方法はどういうものか。
いやもともと表現できることなのか、そのあたりの個人差が大きくてまちまちになるためではないかと思います。
生きる意味、楽しみを見いだせない苦しい人の言葉はそれを明瞭にしてくれます。
生きる目標が意識できますし、私の場合はどこかに書きましたので省略します。

猫（キャリー・ケージ）