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Interview:インタビューされるのは好きですか

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2016年1月15日 (金) 15:45時点における版

インタビューされるのは好きですか
インタビュー、するのとされるのだと、どちらが好きですか?(「ザ・インタビューズ」に限らず)
〔2012-05-05〕
編集者をしていた時代があり、ときどき話を聞かせていただいて原稿にすることがありました。
それは取材になりますが、その前に何をするのかの企画があり、筆者の選択があります。
筆者の選択のところで、書いてもらうより聞いてまとめた方がいい、筆者に書いている時間がない、などの理由で「話を聞かせてもらう」ことになります。
これはインタビューです。
インタビューには、何を聞くのかの準備が要ります。
これは企画の意図に関係します。
何を聞くのかをまとめるときに逆に企画の意図がはっきりすることもあります。
実際の取材でときには、予定した質問項目どおりには行きません。
話を聞いていくうちに大事と思えるヒントに出会います。
それをその場で質問していかなくては取材の意味は半減します。
予定した質問項目には質問されないまま終わるものもあります。

インタビューを受ける方はその反対側です。
先日開いたシンポジウムでパネラーをお願いした人から何を答えればいいのか質問されました。
そのうえでパネラーを引き受けるか引き受けないかを決めたいというのです。
答える側になったときも事前準備が要るということです。
長く人間をしていると、それ自体が準備みたいなものですから、改めて準備をしなくてもよくなることもあります。
何かおもしろい事を答えればいいという役割のインタビューを受けるわけではありません。
それでも有効な答えをしたいと思いますが、なかなか合格点は出せません。
質問は「どちらが好きですか?」でした。
「ザ・インタビューズ」では質問をしたことはありません。
するよりもされる方が好きなのかもしれません。
実は質問の設定の仕方をよく知らないのですが、「される」がいいはずです。
   

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