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Center:ウェブサイト改造計画の大筋(3)

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ウェブサイト改造計画の大筋(3)

〔2010年10月11日〕
(5)ウェブサイトのデザインと内容構成の変更
トップページは、デザイン変更制作を始めています。
ほぼ1画面に全体が収まるようにします。
これまでのウェブサイトが縦長に広がっていたとすれば、新デザインは立体構造にして高さ(深さ)をもって大量の情報量を収納し、クリックで目的に近づくシステムです。
トップページ項目と関連する内容変更の大筋を説明します。
〔 〕内の数字は現状の分類数字です。

〔2〕全国の学校・支援団体=⇒「支援団体の情報提供」を改称し、名称に“学校”を入れます。
内容は4分野に整理し、分野ごとにネクストページ(トップページに次ぐページ)をつくります。
〔2―1〕学校・団体情報、〔2―2〕支援者・援助者、〔2―3〕支援団体等の解説、〔4―0〕支援団体のページ利用(これまで「広報アウトソーシング」としている部分)です。

〔2―1〕ネクストページ「学校・団体情報」はスクールガイドなど20のページ群からなります。
「学校・団体情報」への追加項目は、「多チャンネル」から精神保健福祉センター、保健所、児童相談所、社会福祉協議会などを移行させ「多チャンネル」は消滅させます。
*「多チャンネル」内の他のページは検討して、それぞれに移行します。

〔2―2〕ネクストページ「支援者・援助者」は、現状のページ群を維持します。

〔2―3〕ネクストページ「支援団体等の解説」は、中学生・高校生のための仕事ガイド、スクール(学校)解説、進路の解説(「進路のバイパス」に含まれる)、メンタル相談・各種療法の解説、学校Q&Aをまとめて解説等のページ群を構成します。

〔2―4〕ネクストページ「支援団体のページ利用」は「支援団体への協力・広報アウトソーイング」を移行します。
トップページに置く「イベント情報」は〔2―01〕「不登校・引きこもり・発達障害のイベント」の名称変更をします。
告知手段をもたない多くの支援団体にたいして、少なくともここで告知できる機会にします。
重要なセールスページをめざします。
目立つように、見やすくするのが課題です。
さしあたり現在のブログページをそのまま移行しますが、将来は同一URL化と表示方法の向上を研究します。

〔1〕私たちの取り組み=⇒〔1〕「不登校情報センター」を改称します。
〔1―1〕連絡先に関係するところと〔1―2〕活動内容、〔1―3〕他団体との協力の3つから構成します。
〔1―1〕連絡先はトップページに問い合せからクリックします。
〔1―2〕活動内容は、フリースペース・ワークスペース、親の会、相談・相談室、イベント、活動のスタンス(ウィキペ・ディア不登校情報センター)で構成されます。
〔1―3〕「他団体との協力」は「出会いの機会」杉並実行委員会、全国合同学校説明相談会、などを入れます。
〔1―B〕訪問サポート部・トカネットは情報センターの活動の一部ですが、トップページ項目にします。
〔1-*〕ツイッターはトップページにおきます。

〔3〕体験者の発表の場⇒現状の〔3〕「当事者の自己表現・交流の場」を短く改称し、差し当たりこのまま維持します。
将来的には大きく発展させるべきところです。
〔0〕ネットショップは「体験者の発表の場」の一部ですが、現状も独自項目としてトップページに置いています。
継続してトップページにおきます。将来は同一URLにする可能性を研究します。
〔番外〕新着・更新記事=⇒現状の「更新記事」の名称変更し、トップページに置きます。

(6)当事者・読者参加と双方向の情報交換
パソコンをアクセス者(利用者、読者)が参加し参加者との間で双方向の情報交換にできれば、その程度により様相は大きく変わります。
まだそれに対応する方策はありませんが、将来の大きなテーマになります。
現在、それに近い役割をするのは、いくつかのブログページです。
「片隅にいる私たちの創造展」、「スペース便り」のなかの「相談事例」でしょう 。
五十田猛の「質問と回答」も時間のずれは大きいですが、その要素はあります。
双方向の情報交換においては、受けとめる体制がなくてはなりませんが、差し当たりそれは不可能と答えるしかありません。

(6―1)当事者の交流
双方向情報交換に次ぐのは「読者参加ページ」でしょう。
該当するのは『ひきコミ』の投稿と「ひきコミWEB版」です。
文通自体が対人コミュニケーションの周辺にある取り組みです。
ここを充実させるには投稿者を増やすことが前提になります。
それとの相互作用を考えて、いくつかを企画することになります。
ネット上の掲示板・BBSを設ける―→管理運営者が必要です。
設立した人が運営する。
その自主性・独自性を尊重します。

SSN(ソーシャルネットワークサービス)を設ける―→『ひきコミ』アンケートで数人から提案がありました。
その回答者等に開設や運営をお願いしていますが返事はまだありません。
担当者がいないとできません。担当者の自主性に基づく運営にするしかないのです。
『ひきコミ』文通に協力を申し出る人がいますが、何かの企画により全体を発展させるものではなく、誰かと個人的な文通をする範囲の協力ですし、
文通は一般に長続きは難しいようです。
上から目線のアドバイス役になりやすい、また精神的に重い人には対応できないからでしょう。
『ひきコミ』連載を表示する。これは現実的に可能でしょう。

『ひきコミ』投稿者への返事をした人に、“サバイバー”(回復し社会参加を遂げた人)を名乗る人がいました。
文通自体の返事は読んでいませんが、編集室宛にも手紙があり、それを読んでいくうちに“サバイバー”に協力を呼びかける方法がありうると感じました。
「サバイバーリスト」ページを考えています。
その人たちの協力に活動の可能性を感じています。

(6―2)当事者の表現と創作
「片隅にいる私たちの創造展」は、昨年5月の創作展のあと立ち上げたブログであり、創作活動と周辺状況をお知らせするページです。
双方向にはなっていませんが。創作活動の延長に「あゆみ雑貨店」を今年5月の創作展のあとで立ち上げました。
以前からの「あゆみ書店」とともにネットショップになります。
いまのところ“ネットショップ”と名乗るほどの実態はありません。
創作活動が広がればいずれは芽を出すものと期待しています。
その他〔3〕「体験者の発表の場」は、ページとしてささやかなレベルでできていますが、それ以上のものではありません。
ページ全体がコミュニケーション、自己表現、創作活動を進めるように参加と応援を期待しています。

(6-3)相談の内容・相談者探し
「相談事例」「質問と回答」などは私と当事者、その家族との相談内容に基づき書いたものです。
この部分も複数の人が関与する方向で改善の余地があります。
「支援者さがしSOS」ページは主に家族側の支援者探しの方法です。
使用頻度は多くはありませんが、成長の可能性は秘めています。
トップページに置きます。

(6―4)支援団体との意見交換
支援者側と不登校情報センターの意見交換、このウェブサイト利用に関する問い合わせ等は確実に増えています。
電話、FAX、メール、ときには直接に訪ねてくることもあります。
昨年までは95%がこちらからの案内によるものですが比重が少し変わりつつあるところです。
これは〔4〕「支援団体のページ利用」の改善策を考えることです。

(2010年9月28日⇒掲載時に一部修正)
ウェブサイト改造計画の大筋(1)
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