引きこもりとつながるライブ動画型交流の役割
引きこもりとつながるライブ動画型交流の役割
ひきこもり最中のNくんから「しんどいです~」という電話がありました。
彼からはときどきこういうことから始まる電話があります。
話している中で、FC2ライブを見ている話がありました。
前には自分でしていたのですが、しんどくなっていまは見るだけだそうです。
ツイキャスもUストリームもしたことがあります。
ここまでは私がライブ動画型交流サイト(2015年12月11日)と呼んだものです。
それに加えて、ユーチューブも見ています。
オンラインゲームもしたことがあります。
これらは引きこもっている人の過ごし方、時間の使い方、暇つぶしの方法です。
FC2ライブをしていたころの話を聞くと、見ているのが10人前後になり、反応も楽しかった。
見ている人にはけっこう引きこもり的な人が多いと思う。
今は見るだけになったが(先はわかりませんが)、そうなったのは、無反応の人が気になりだしたし、変なコメントを寄こす人が出てきて嫌になったからといいます。
FC2ライブを見ていた人の中にラインで交流する人ができ、かなりやりとりしています。
おそらくこれが引きこもっている人がネットやゲームばかりしているといわれながら、精神的におかしくなるのを防いでいる理由です。
Nくんがラインで交流するようになったのは光の面です。
こういう形での人との交流で大事なこともNくんは話してくれました。
押し付けないです。自分が上手くいったからといっても誰もがうまくいくわけではない。
なのに「やってみた方がいい」となると「もうやめよう」と思うのです。
これは引きこもりの当事者が文通を続くかどうかの経験談として聞いた話と全く同じです。
自分の経験を話すのはいい、それ以上にしてはいけない。
できれば失敗談も話せるようにしたいと私が勧めるのはその延長です。
今回のUストリームの挑戦はその一つです。