娘の不登校
娘の不登校
種類・内容 | 体験手記 |
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所在地 | 〒 兵庫県川西市 |
違いを受け入れる
▽娘が不登校に。そして会話ができなくなった悩んだ末、娘に歩み寄ることに
1年間、コラムを担当するコミュニケーション講師の横山由紀子です。
「毎日の生活を楽にするヒント」を届けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
私がコミュニケーションの勉強を始めたきっかけは、一人娘と会話ができなくなったことでした。
彼女は小学6年生の時不登校になり、自分の部屋に閉じこもってしまったのです。
私は娘の行く末が心配で心配で…。当初、娘をなだめすかして学校へ行かせようと躍起になっていました。
それでも娘は頑として動きませんし、親から見てもつらそうなのです。
そんな姿を見ているうちに、私の考えも「学校なんかどうでもいい。
もう一度笑顔で話ができるなら、他に何もいらない」と思うまでに変わっていきました。
そのためには、親の私が歩み寄る必要があります。娘を理解したい一心で、「話の聴けるお母さん」になろうと、コミュニケーションに関する本を読んだり、心理学の講座を受講したりしました。
よくよく話を聴いてみると、私と娘の感受性は、大きく違っていたんです。
「親子だから」「いつも一緒に居るから」と分かっている気になっていましたが、本当の気持ちに目が届いていなかったことを痛感させられました。
後に分かる事なのですが、娘は「HSC(Highly Sensitive Child)」、人一倍敏感な子どもだったのです。
超が付くほど鈍感な私と、敏感で生きづらかった娘が、どう折り合いを付けて、仲良し親子になれたかは、次回の広報誌5月号でお伝えしますね。
(会話の泉事務局長コミュニケーション・サポーター横山由紀子
問合せ:人権推進多文化共生課【電話】072-740-1150
〔広報かわにし milife 令和5年4月号〕