不登校率・宮城県
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宮城県「不登校率」全国ワースト…「不登校」名付け親が教師に講演
宮城県は不登校となっている中学生の割合が全国で最も高くなっています。
29日、仙台市泉区で「不登校」についての理解を深めてもらおうと教師を対象にした研究会が開かれ、「不登校」という言葉の名付け親でもある専門家が講演しました。
この研究会は教師たちに「不登校」についての理解を深めてもらい、学校に復帰するまでの生徒との向き合い方を考えてもらおうと、仙台白百合学園が開いたもので、県内外の小・中・高校の教師約60人が参加しました。
29日は「不登校」という言葉の生みの親であり、民間の教育研究所の花輪敏男所長が講演を行いました。
FR教育臨床研究所 花輪敏男 所長
「弁護士が関わろうがどうしようが、やっぱり先生がポイントを握る。不登校も先生が一番大事」
宮城県は、東日本大震災以降中学生の不登校の割合が全国で最も高くなっています。
花輪さんは「不登校の原因を探すことより、生徒を身近で支える家族に対して教師が当事者意識をもってサポートしていくことが必要だ」と話しました。
参加した校長「率直に見方が変わった原因を探るのではないというのが、非常に勉強になった」
参加した講師「過去にあった原因を追及しても意味がないという言葉が響いた。お母さん(保護者)は悩まれると思うので、寄り添う対応が大事と思いました」
FR教育臨床研究所 花輪敏男 所長「不登校生を温かく見守るというやり方は、本人が学校に見放されたと思ってしまう。あまり入り込みすぎず、離れすぎないで、適切な心理的な距離を保ちながら接触していくことが必要」
〔2019年7/29(月) 仙台放送〕